わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

ヤクルトとの初戦は先発・塩見でガッチリ!!。4番ブラッシュも問題なし!

- E3-1S

G→D→Sと来た。スワローズとのカードは地方球場から。雨天中止の多かった郡山でのゲームだったが、ゲームは成立、しかも見事勝利。

塩見が相変わらずの安定感で3勝め

今回の勝利はなんといっても先発・塩見の好投だろう。

投球回 打者 球数 被安打 四死球 失点
塩見 7 25 97 5 1 1

毎回ランナーを背負うピッチングだったが、安心して見ていられた。ランナーを出してもぜんぜん慌てる様子がない。塩見の安定感には「逞しさ」が加わってきた印象がある。

(いいかっこしーの)ひ弱さを感じた時期もあったけれど、今ではいい感じに歳を重ねてベテランの味と安定感を存分に出している。と言ってもまだ31歳。美馬より2つ若いし、岸より4つも若いw。

まだチームにマー君がいた頃は、右のエース(田中)と左のエース(塩見)と呼ぶ人もいたが、塩見の実績が追いついていなかった。今なら「左のエース」と読んでもしっくり来るんじゃないかな。右のwエースが岸と則本なら、左のwエースは塩見と辛島。これはもう四輪駆動状態じゃないの。どんな雪道、泥道でも大丈夫...なんちゃって。
www.washilog.com

8回のブセニッツは2アウト満塁のピンチも経験してガッチリ!

2点差で迎えた8回だったけど、今回もマウンドへブセニッツが送られた。初めてのマウンドでしかも地方球場、少し投げにくかったのかもしれない。珍しく制球に苦しんで四死球を混ぜて2アウト満塁のピンチを迎えてしまった。

しかも迎えたバッターはバレンティン。並のピッチャーなら、何かに導かれるように逆転される展開だが、ブセニッツはきっと「持っている」のだね。このピンチをしぶとくまとめた。

1アウト1塁の場面で雄平→青木(代打)→山田→バレンティンと続いた打順を無失点で切り抜けたのだから、褒めてあげたい。が、まだ、怖いもの知らずの可能性もある...w。
www.washilog.com

ブラッシュの4番は大丈夫そう

ブラッシュが2度めの4番。気楽に打たせてやりたいとしばらく7番を打っていたブラッシュだったが、実績が伴ってきたこと、ウィーラーが急に調子を落としてしまったことなどが原因で4番に繰り上がった。

しかし、前回のゲームといい、今回のゲームといい、変わらぬ勝負強さを見せている。昨日は2回の2ベースこそ相手レフトが太陽光線と打球が重なって捕られなかったラッキーな当たりだったけど、3回の先制2点タイムリーは内角高めのシュートを見事にしとめた技ありのヒットだった。

今のところ4番がストレスになっている様子はない。「なんでもっと早く4番に起用しなかったのか」という声も聴こえてきそうだが、7番で実績を積ませてやれたことが今に繋がっているのかもしれないわけで、ま、今がいいのだから過去は振り返らないのが良いw。
www.washilog.com

ウィーラーはいよいよ深刻

ウィーラーがゲームからはずれたのは1回だけかな。そんな誤魔化しではなく、一度ちゃんと解放してやってほしい。それくらい事態は深刻のように見えた。

8回の2アウト満塁のチャンスで回った打席は辛かった。結果はボテボテのショートゴロ。あそこは代打でもよかったね。「たられば」でもなんでもなく、それくらいウィーラーのスランプは誰の目にも明らか。ベンチとしては、あそこでタイムリーでも打てば復調のキッカケになるだろうという希望的観測があったのかもしれないけど、もはやそういう段階でもないよね。

8回の打席は前の打者2人が連続四球で出塁しているのに、初球の絶好球を簡単に見逃していたもの。あの消極性が今のウィーラーの不調の程度を現していたと思う。

余談になるけどヤクルトの印象

f:id:uesugi_rintaro:20190616053547p:plain
ヤクルトの各打者は決して悪くない。とても16連敗したチームの攻撃陣とは思えなかった。

特に村上宗隆。彼って19歳なんだね。すごいのが出てきた。現在のホームラン数が16本、あの山田哲人の上を行く、もちろんヤクルトではトップの数だ。19といえば高卒2年目でしょ。調べてみたら「2017年のドラ1」だった。

いわゆる清宮世代ってやつだと思うけど、何年か後には村上世代と言われているかもしれない。それくらいの大器の片鱗を見せている。それにしてもどこでどうすればこんな化け方するんでしょう。オコエにも注入したい。

ちなみに楽天の2017ドラ1は近藤弘樹。この年は投手を獲りに行ったのだね。西巻が高卒野手でドラ6でした。この年は高校生野手に金の卵が大勢いたみたい。

あとで読者の方にコメントをいただいて分かったことだが、イーグルスは2017年のドラフトで村上を獲りに行っていたようだ。最初に清宮を指名したが、これを抽選ではずして(清宮は日ハムが獲得)、その次に指名した村上もはずして(村上はヤクルトが獲得)、ようやくたどり着いたのが近藤だった。

そう言われれば、そうだったような...。清宮を獲りに行ったことくらいは覚えていそうなもんだが、すっかり忘れていた。嫌な記憶は自然と忘れるものらしいw。村上のことは、イーグルスが指名したことはもちろん、その名前さえ覚えていなかった。

さて、このドラフトで村上を獲得できていれば...とは思うまい。仮に村上をイーグルスが獲得していたとしても、「今の村上」が誕生していたかはだれにも分からないのだ。返信コメントにも書いたとおり、近藤に兎に角頑張ってもらうしかないw。
www.washilog.com