わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

今度は8点差をひっくり返しました。ヒーローを思いつくまま上げておきます。

  • E9×-8F

このゲームもデーゲーム。なぜデーゲーム?、と思っていたら、夕方のローカルニュースで楽天生命パークでの小中学生の体験学習の様子が紹介されていました。施設スタッフの補助だったり、グッズ売り場のレジ担当だったり、ファンへの写真撮影のサービスだったり、いわゆる職場体験ですね。そのあとにゲーム観戦も...。球団の新しい取り組みのようです。このせいでデーゲームなのだろうと理解。だったらしょうがないか...。

子供たちの前で下手なゲーム展開ばかりを見せるわけにはいかないでしょ。最後は8点差をひっくり返す超ミラクルな結末で終えたようですね。

先日は7点差を、で、今回は8点差を逆転しました。なんか大味なゲームをしています。勝ったときは良いのですが、負けたときのショックが半端ないので、できれば地に足の着いた勝ち方ができるようになってほしいものです。
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...というか、そもそも大味なゲームになるのは投手がゲームメイクできていない場合が多いので、ま、先発の力不足は否めないというところかもしれません。

今回の大逆転劇にもヒーローが複数いました。お立ち台でインタビューを受けたのは藤田と浅村でしたが、彼らはあくまで代表2人ということでしょう。思いつくままにあげておきます。備忘録です。

藤田プロの神走塁

延長11回のサヨナラのシーンでした。1アウト3塁1塁の場面でウィーラーのライトフライで3塁ランナーの藤田がホームを狙います。ライトからの返球でタッチプレーになりますが、タイミングは完全にアウト。ところが藤田の左手はそのキャッチャーのタッチをかわしてホームベースをタッチしていたというプレーです。

すごいです。これぞまさに神業でした。普通ならガムシャラに突っ込んであとは神のみぞ知る的なプレーになりがちですが、藤田は違ってました。最後の最後までセーフになるようにプレーしていたということです。これがプロです。守備だけではありませんね。藤田はプロ中のプロです。

記念にその場面のツイートを載せておきます。


9回裏の同点ホームランは浅村でした。

この一発も大きかったですね。8点差を1点差まで追い込んで迎えた最終回の攻撃でした。一つのイニング中に1点差まで追い上げてなお攻撃中というのなら、勢いに乗って同点、逆転と行くところですが、1点ビハインドのところで一旦攻撃を止められて、仕切り直しで迎えた最終回でした。同点、逆転と行くにはかなりのエネルギーを要する展開ですが、先頭の浅村はいきなり一発で同点にしてくれました。この集中力はやっぱりすごいです。

なんといってもブラッシュの6打点でしょ

このゲームを勝てる展開にしてくれたのはブラッシュでした。一人で6打点です。4回の満塁ホームランでチームは息を吹き替えし、8回の2ランで再び戦闘モードに変えました。なんか覚醒しちゃいましたね、ブラッシュ。

古川のあとのピッチャーが全員無失点というのもすごい。

このゲームの8失点は古川一人の失点でした。そのあとの継投が

  • 今野→ブセニッツ→森原→松井裕→宋

みな無失点で切り抜けました。それぞれいい仕事をしましたね。 今野は5回から7回までの3イニングを無失点だし、初登板のブセニッツも8回を見事にピシャリ。このへんまでは点差がある程度開いていたので気楽に投げられたかもしれないけど、2人とも1軍に上がったばかりだったから、やはり良い仕事ぶりでした。で、1点差まで追い上げてからの9回表を無失点で抑えたのは森原でした。戦闘モードに入ったチームの勢いを消さないための重要なイニングでしたが、見事に役目を果たしてくれました。そして松井。これはやって当然、本当は松井が投げ終わった10回裏でゲームを決めたかったところですが、11回までもつれ込んで、ここで登板した宋がさすがのピッチングを見せました。浅村のファインプレーもありましたが、結果オーライも実力のうちです。11回裏のサヨナラをお膳立てしたナイスピッチングでした。


ブセニッツは家族も一緒に仙台で暮らしていたかと思います。パパは頑張っていますよw。

そして、最後に嶋も...(地味にチームを支えています。)

この牽制アウト。いつもこうであってほしいです。グーに込めた嶋の心中...。徐々に修正されてきています。

8回の1点差まで追い上げたホームランもこの勝利には相当効果がありました。

さいごに

今日は年に一度の東京ドームでの御前試合ですね。ビッグな節目のゲームには滅法強い辛島が先発です。
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昨日のゲームに負けていたらチームの雰囲気はどん底でしたが、それは免れました。というか、かなりの勢いをつけて東京ドームに乗り込んでいけたはずです。

御前試合は選手たちだけでなく、監督やコーチにとっても特別なゲームです。で、不思議なもので、この御前試合というのはファンにとってもいつもと少し違う感覚があります。授業参観に行った親が我が子を見守るみたいな感覚というのでしょうか...。例えが分かりづらいですねw。

とにかく良いゲームをしてほしいです。