わしログ

ちな鷲じいさんのプロ野球観戦日誌です。オフは興味のあった話題について「思ったこと」を書いてます。

【オープン戦】松井裕樹の先発2度めの正直...


  • M2−4E


オープン戦の初勝利はロッテから。

松井裕樹

結局元に戻しちゃったのか...という感じ

先発は前回ダメダメだった松井裕樹。今シーズンからの先発転向に向けた試行錯誤の実戦2度め。さすがにこの時期になると「チャレンジャー」とばかりも言っていられない。そろそろそれなりの結果も示さなければならない。ということで、せっかく試していたノーワインドアップもあっさり昨シーズンまでと同じセットからのピッチングに戻してきた。結局そこに戻るか...と、ちょっと残念な印象。
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Gの菅野はやり遂げたゾ、みたいな...

ジャイアンツのエース菅野が先日のオープン戦でユニークなノーワインドアップを披露、いい感じで投げていたけど、ここらへんがレベルの違いだろうか。松井もやるからには試すとか、真似てみるとかのレベルではなく、もっと大胆に、徹底的に取り組んでほしかった。...とややきつめにガッカリ感を残しておきますw。
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結果が欲しい...

表現が適切かどうかは別にして、今回の松井に対する率直な印象はというと、これまでの先発転向に向けた取り組みを一度リセットして、クローザーだった昨シーズンのまんま、つまり「抑えられる自信」の持てるスタイルで打者と対峙していたように見えました。「あぁ、結果が欲しいんだなぁ」そんな印象を強く受けました。

立ち上がり

立ち上がり。先発として頭に描くスタイルと、結果を出そうとすると出てくるクローザーのときのスタイルと、迷いながらの立ち上がりだったのかもしれません。ボール自体に勢いがなかった。各打者に簡単に外野へ運ばれていました。

ボール先行、ストライクとボールがハッキリした制球力は相変わらずで、初回に2本のホームランを許しあっさり2失点しました。やはり「先発」は厳しいかな....、そんな立ち上がりに見えました。

2回以降

しかし、2回以降なんとかしのぎます。ときどき混ぜる大きな変化球が効果的で、徐々に先発転向を意識したピッチングに戻す落ち着きが出てきたように思います。今回は5回まで投げましたが、特に5回裏のピッチングは良かった。ようやく先発らしいスタイルになってきたなあ、そんな内容でした。

5回は特によかった

5回裏のピッチング。球速自体に大きな変化はなかったと思いますが、ファウルでストライクを稼ぐ形になっていました。ボールに勢い(切れ)が出てきていたのだと思います。ゆっくりとしたスローイング(フォーム)からファウルでカウントを稼げるストレートが...。あくまでイメージの世界なんですが、松井の先発としての理想形が5回になってようやく出てきていたように思います。次の登板では最初からそれを見せて欲しい。

あと、Gの菅野レベルのユニークなノーワインドアップを試してみてほしいな。菅野のフォームも原理は田中将大のノーワインドアップと一緒だよね。力まずに切れのあるボールを放るための初動の儀式みたいなものだと思うのだけど、松井独自のノーワインドアップも見てみたい。

釜田佳直

2番手は釜田。1イニングだけでしたが、味のあるピッチングを見せていましたね。緩急を操るようなスタイル。強いボールで討ち取っていた以前のイメージとは違っていますが、これが今の釜田スタイルなのでしょう。牽制球でアウトにする場面もありました。技巧派が板についてきた印象です。

ブセニッツとシャギワ

ブセニッツとシャギワは順調のよう。シャギワは審判のきわどい判定に対する露骨な反応がときどき見えました。「うわぁ、今のボール?」みたいな。動揺が隠せないタイプかもしれませんw。ま、どちらも「持ち味」は出せていました。無難な内容だったと思います。

高梨雄平

締めは高梨。相手の打者が若手の左打者ばかりだったということもあってか、軽く捻ってやった感じ。ストライク先行で伸び伸び投げている印象だったので、調整は順調なのでしょう。目指すはルーキーイヤーのインパクト。主力級と対戦して同じように投げられるか。次回のお楽しみ...。

次はバッター。

ウィーラーとロメロ

ウィーラーはハズレ外人の初年度みたいな打席(バッティング)になっている。それと対称的にロメロが存在感を出してきている。ウィーラーの開幕一軍は結構厳しいかも。

太田光と山下斐紹

太田が逆転の3ラン。岡島の代わりに上がってきた山下が途中出場したけれど、「売り」のはずのバッティングに進歩はなく、イージーなキャッチャーフライを取り損ねる怠慢プレーなども見せていたからもはや太田の敵(ライバル)ではない印象。

島内宏明

島内のバッティングがいい感じ。いい感じにミートしているなあと見ていたら、ハーマンからホームラン打っちゃった。ハーマンごめんなさい。

コブクロ

ルーキーのコブクロはまだ期待を裏切っていない。特に黒川。ロッテの高卒ドラ1、どちらも超高校級スラッガーと呼ばれた安田と藤原の2人も出場していたが、彼らと比べてもぜんぜん遜色なし。というか、逆に彼らよりもプロ臭く見えていたのは親の欲目というやつだろうかw。

無観客試合

最後に無観客試合の感想。

選手の声がよく聞こえる。正直、特に違和感なし。テレビ観戦する側の立場からは、慣れればぜんぜんOK。...なんだけど、オープン戦だから許せるという面はあるか。
選手の側はどうだろう。無観客のスタンドへ向かって(思わず)いつものファンサービスをする(してしまう)シーンがありました。身体が勝手に動くのだと思います。それだけ選手はプレーに集中しているということでしょう。そうはいっても、活躍した選手にとって、プレー後に声援のないのは酷く物足りなかったに違いありません。例えばホームランでダイヤモンドを一周するときなど...w。