わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

塩見の好投よりも、辰己の迷走プレーが気になりました...

E4−2H

「わしほー」なので、ナイスピーだった塩見のことから書きたいところですが、9回表に「おいおい(大丈夫かぁ...)」というガッカリプレーがあったので、まずはそのことを書いて自分の中に溜まった鬱憤(ガス)を抜いておきたい。そう、「守備の人」辰己のプレーです。

9回表、酒居がマウンドにあがりトップバッターの柳田に打たれたヒットはやむを得ないと思うけれど、問題は次の中村の当たりでした。完全に打ち取ったセンターフライでしたが、これがセンター辰己の前にポトリ。あれは飛び込んででも取ってほしかった。...というか、辰己の走力があればあれは楽に取れたフライだった(ように見えました)。チンタラ前進してきてヒットにしてしまいやがった...みたいな。「守備の人」があんな体たらくでは話になりませんな。酒居が気の毒でした。
で、そのあとの栗原のセンターフライの処理(送球)がこれまた最悪。解説の人もコメントしていましたが、柳田がタッチアップでサードへ進塁するのはやむを得ない状況でした。ただ、あそこで辰己が止めるべきはファーストランナーのセカンドへの進塁。なのに何を考えたか辰己は直接サードへ送球したのです。柳田はらくらくセーフ、よりによって(辰己が生かしてしまった)ファーストランナーの中村までがセカンドに進塁してしまいました。これによりそのあとの松田の2ベースがタイムリーになってしまいます。4点差があったから良かったものの、1点差ゲームなら逆転されているところです。結果オーライのプレーを嫌う三木監督のこと、あれは厳重注意(厳罰)ものですな。
小深田が経験を積むほどに守備にバッティングにと腕を上げています。出だしの遅れを取り戻そうと必死にプレーする田中カズキにも結果が出始めました。で、この2人と比べるとまったく真逆の方向、真逆の姿勢でどんどんプレーが荒れて行く、いい加減になって行くように見える辰己...。いったいどうしちゃったの?。辰己、ただいま迷走中(空回り中)という感じです。いちどファームへ落としてやるのも親心という気がしています。
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ということで、ようやく先発・塩見のことが書けます。こっちはひとこと「良かったです」。この日の塩見はマジでよかった。
塩見はイーグルスの中でも人一倍の繊細さを持ったピッチャーです。前日の則本のピッチングがパッとしなかったことで逆に気楽に投げられたのが良かったのではないかという気がします。
柳田や栗原に対してストライクゾーンで勝負できずに苦しんでいた前日のエースと違ってこの日の塩見は自分のボール(ピッチング)で勝負できていました。
塩見が「キャッチャーの足立は自分のことをよく分かっている」と言ったとか。ま、「足立のサインどおりに投げていれば大丈夫」という信頼(というか信仰?)は制球の良い塩見にとって一つの強みになっているのは間違いないでしょう。信じるものは救われる。
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渡辺佳明が一軍登録そくスタメン。結果も出しました。先制のタイムリー2ベース。カズキも続いてこの回2得点。これは大きかったですね。渡辺がいいスタートを切りました。もともと勝負強さが売りの選手、いきなり結果が出せたのは自信になったでしょう。次のゲームも楽しみです。
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今回は小刻みな継投がハズレませんでした。で、今日の先発は前回いい感じのところでスイッチされて不完全燃焼の感じが残った福井です。独り相撲の四球が出始めるまでは代え時ではありません。そこを待てるかどうか。表ローテで久々の連勝、このまま5勝目をあげて終わりたいカードです。

ところで話をガラッと変えてホークスベンチ。
投手コーチはときどき出てくるけど、例のコーチはなかなか出番がありませんな。ま、三木イーグルスは新顔が活躍の中心になっている感じがあるので、単純に工藤監督へ攻略法を授けるというわけにもいかないのかもしれませんw。
せめてレポーターがコメントでも提供してくれると「オッ、いるな」「見てくれているな」という感じにもなるんだけど...。スタンドでの声援(大声)禁止中なので「ヒ●イシさーん」などという黄色い声援を聴かなくて済んでいるのが救いです。