御前試合は勝てず
- E0-2F
年に一度の御前試合は残念ながら勝てませんでしたね。負けたから感じたのかもしれませんが、やはり地力的に日ハムの方が1枚上手(うわて)なのかなあ...、そんな印象を受けました。イーグルスには手も足も出ないというときがときどきあります。日ハムにはそれがないというか、そういう状況を打破する工夫だったり、粘りだったり、嫌らしさのようなものを感じます。一言で言うと、「鍛えられているなぁ」というような…。
何故ここで代えるのか?、意図が分からない...
今回はBS12の実況中継で観戦したわけですが、実況アナと解説者の2人が、日ハムのピッチャー交代のタイミングについて「何故?意図が分からない...」というようなコメントを繰り返す場面がありました。先発の加藤は5回まで71球、被安打1の無失点というほぼ完璧なピッチングをしていたわけですが、これを5回でスパッと代えてしまったからです。
何かアクシデントがあったというわけではありません。どうやらこれが今シーズンの栗山監督の投手起用のスタイルのようです。でも、6回以降に投入された4人のピッチャーも加藤に負けず劣らずの見事なピッチングを見せます。最後の方で先の2人が「栗山マジック」がどうのこうのとコメントしていたのが印象的でしたw。
辛島も代えれば良かった?
一方のイーグルスですが、先発の辛島もかなり調子は良かったように見えました。ストレートの球威が違っていたし、いつもののらりくらりと違って実にテンポの良いピッチングで6回まで無失点で投げ抜きました。結局7回104球、被安打7の1失点という結果でしたが、次の青山も1失点で計2失点でした。ま、投手陣はゲームは作ったわけですね。ただ、味方の援護がなかった...。
だからといって、イーグルスも日ハムのように辛島を5回か6回で代えていれば失点せずに済んだなどと言うつもりはありません。
栗山マジック
栗山マジックのタネ
ただ、日ハムのやっている野球にはたしかにブレがないというか、迷いがないというか、決めたことはやり抜くという、やっている野球に一貫性のようなものは感じます。この一貫性が選手たちに安定(安心)した力を発揮させているのだとすれば、これこそが栗山マジックのタネなのかもしれません。
これからも栗山マジックに注目です...
野球解説者の江本さんが栗山監督のことを高く評価しているこんな記事がありました。
baseballking.jp
だからなんだと言われると困りますが、栗山マジック、ちょっと気になっていますw。