わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

前半7点ビハインドから辰己の逆転サヨナラ打で勝利という考えられない展開のゲームでした。

  • E8×−7H

平日のデーゲーム、さすがに観戦は無理でしたが、これがよりによって凄いゲームになりました。逆転サヨナラ勝ちです。結果は分かっていましたので、帰宅してから楽天テレビの録画で9回裏だけ見ました。いやあ、結果が分かっていても興奮しますね。最高でしたw。印象に残ったゲーム展開を書き出しておきます。

辛島がまさかの初回5失点

エース辛島が初回からいきなり5失点でしたね。これには驚きました。「ゲームを作れなかった」ではなくて、いきなり破壊しちゃいました。壊れたゲームをどう修理していくか、そんなゲーム展開でしたが、こういうゲームは見ているのも辛くなります。辛抱強く観戦していた楽天ファンには最後の最後に最高のご褒美がありましたね。

前半戦で7点差まで点差が広がりました。

辛島は4回まで投げましたが、2回にも1失点、4回にまたまた1失点...。4回79球7失点でマウンドを降りました。初回でしたね。立ち上がりを狙われました。で、一方の楽天打線はというと高橋礼の前に3回裏までに0を並べます。4回表の段階で7点差まで点差が広がりました。
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ブラッシュが2本のホームランと銀次の5打数5安打

楽天の最初の得点は4回裏、ブラッシュの2ランによる2点でした。ブラッシュはこのゲームで2本のホームランを打ちますが、いずれも2ラン。ブラッシュはこの日5打点の活躍でした。

それから、ブラッシュの前の打席だった銀次が常にランナーにいたことも大きかったですね。銀次はこの日5打数5安打でした。

困ったときのトムがナイスピッチング

5回からマウンドにあがった戸村のピッチングも凄かった。8回までの4イニングを58球0安打2四球無失点にまとめした。「困ったときのトム」は健在です。勝ちゲーム展開だと気負いすぎて安定しなかったりしますが、一度壊れたゲームだったり、いきなりの登板指令だったり、いわゆる「開き直れる」展開だとこの人の良いところが出やすいように思いますw。

そして9回裏の連打とルーキー辰己のサヨナラ打

2点ビハインドで迎えた9回裏にサヨナラ劇が待っていました。相手のマウンドはパ・リーグトップのセーブ数9をあげている抑えの切り札・森でしたが、浅村のセンターフライによる1アウトの後、島内→ウィーラー→銀次→ブラッシュと4連打で1点差に詰め寄ります。

そして次の辰己が劇的なサヨナラ2ベースを放ち逆転勝ちでした。前のゲームではプロ初ホームランを放ち初のヒロインでしたが、続いてすぐに逆転サヨナラ打によるヒーローでした。この人は間違いなく持っていますね。すごいルーキーです。

さいごに

だれもが予想だにしないゲーム展開になりました。辛島の乱調による初回5失点でのスタート。だれもが負けゲームを覚悟していたはずですが、まさかまさかの逆転サヨナラ勝ちという最高の結果で終わりました。ゲームを諦めずに最後まで応援した楽天ファンへの最高のプレゼントになりました。

このゲームでは高橋礼投手vs楽天打線というテーマで書くつもりでしたが、嬉しい誤算でした。さぁ、今日は大竹vs楽天打線、大竹vs古川という2つの見どころがあります。それにナイトゲーム。昨日よりはだいぶ好条件なのですが、今度はこっちに予定があってライブ観戦は無理です。例によって一球速報によるチェックと楽天TVの録画でフォローしたいと思いますw。