わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

辛島が連敗ストッパーになったり、節目のゲームに滅法強いのは、そういうゲームで勝つことを「特別」と思っていないからです...。

令和の最初のゲームで勝利です。

  • H0-9E

元号が令和になって最初のゲームでしたが、大勝です。しかも、相手は首位のホークス。ウィーラーには気の毒でしたが、相手先発・武田の危険球退場が一つのキッカケになりました。攻撃陣の気持ちが一気に優位な方へと展開したのは間違いありませんでしたね。

先発がゲームを壊さなければ勝てる...

もちろん、先発・辛島の働きも大きかった。味方が先制するまでホークス打線をしっかり抑えてくれました。

先発が序盤から大量失点するとか、先制した後すぐに逆転されるような展開にさえしなければ、今のイーグルス打線ならば「勝ちゲーム」にできる得点くらいはすぐに稼げるのです。昨日のゲームではそのことがより明確になりました。

辛島が連敗ストッパー

辛島はこれで3勝0敗。チームの連敗はこれまで3度ありましたが、そのうちの2度は辛島が先発したときに止まっています。連敗を止めるのは今回で3度めです。今シーズンの「連敗ストッパー」の称号は辛島に与えられそうですね。連敗を止める1勝、同じ1勝でも重みが別格と言っていいw。

ヒロインでは「たまたまです...」と応えていましたが、辛島は節目のゲームで勝つことも多いです。今回も元号が「令和」になって最初のゲーム。辛島が連敗ストッパーになったり、節目のゲームに滅法強いのは、その独特の意識の持ち方、考え方にありそうです。
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辛島の勝負強さの秘密

辛島の登板前のインタビューの記事を読みましたが、コメントの中にこんなのがありました。

「チームが連敗してるから何かをする、というのはない。自分のピッチングをいつもどおりすることが重要」

クールな辛島らしいコメントですが、これこそが辛島の勝負強さの秘密です。昨日のヒロインも実に素っ気ない、嬉しいんだか悲しいんだかよく分からない、良く言うとクールな受け答えでした。辛島はいつもあんなですね。連敗をストップさせたことも、令和の最初のゲームで勝てたことも、何も特別ではないのです。

1勝は1勝....。まさにそんな感じです。
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ノープレッシャーのゲーム展開

昨日のゲームでは3回までに5点を先制しリードしました。5点リードで終盤に入ると、チームにもようやく余裕のようなものが出てきます。7回の攻撃で4点追加できたのも「余裕」があったからです。ノープレッシャーの効用です。1点差を追いかけて終盤を迎え、相手に追加点を許してしまうような展開では、とてもこうは行きません。前のカードがそのパターンでした。プレッシャーが本来の力を削いでしまう。

平成最後の2カードは5連敗となる散々なものでしたが、同点には追いつくけどそこからダメを押せない、越えられない、そんな苦しい展開ばかりでした。先発がゲームさえ作れば今のイーグルスなら相当高い確率で勝ちゲームにできそうです。

ノープレッシャーといえば、辛島のあとを受けた石橋、西宮のピッチングもまるで別人のものでした。9点差がくれたパワーですね。あと相手チームが主力を外して若いこれからの選手を投入してきたことも気持ちを楽にさせたかな。ストライク先行のナイスピッチングでした。

メンタル的な要素がどれだけ選手のパフォーマンスに影響を与えるものなのかを改めて感じました。勝ちパターンで投げているピッチャーとそうでないピッチャーの違いはそこだけですね。ゲーム展開や相手打者がだれかに関わらず持てるパフォーマンスを出せるか否か。それだけ。

さいごに

今日は古川が先発です。前回登板のときにはだいぶ「青み」がとれて練れてきた雰囲気を感じました。自分でピッチングをやりくりしている印象がありました。今回こそは今シーズンの初勝利をあげてもらいたいものです。

あと、相手チームの選手ですが、高橋純平が出てきましたね。オコエと同じ2015年のドラフトの目玉の一人でした。勝手な印象ですが、少女漫画にでも出てくるようなキラキラした笑顔が気になりました(?)。高校時代はかなり完成度の高いピッチャーという印象を受けたものでしたが、思った以上に苦しんでいるようですね。オコエは今シーズン化けそうな勢いを見せています。純平くんははたしてどうでしょう...。

最後に「2019プロ野球プレイヤーズファイル」を紹介します。今、観戦時には手放せなくなっています。相手チームに聴き慣れない選手の名前が出てきたときなどに便利ですw。
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