わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

2つの「これが痛かった...」

  • E1−4M

 カード第2戦はシン楽天キラーの前に無得点に抑えられ、第3戦はキュー楽天キラーの前に1得点完投に抑え込まれました。

 昨日のブログに先発は岸だからゲームが壊れる可能性は低いだろうと書きましたが、相手はキラー、壊さないだけのピッチングでは勝てません..。

 昨日の岸はテンポが悪かったなあ。ゲームを壊さないまでも、キラー相手にあれでは勝ちゲームにならない。62/3回104球9安打3四球4失点、5回までに3失点しましたが、5回までは毎回先頭打者を出す展開になっていました。

 特に5回表の先頭打者・友杉に対するストレートの四球は「おいおい、何かあったのか...?」という入りでした。その友杉に2盗を決められ、2アウトまで取るも、3人目の角中にタイムリー、ダメを押されました。これが痛かった。



 5回まで毎回先頭を出しただけでなく、7回まで三凡で終わるイニングが一つもなかった。あれでは攻撃にもリズムが出てこない。得点は石原の一発のみ。その一発が出たイニングは石原の一発のあとも0アウト1塁とチャンスが続きますが、1番小郷、2番小深田、3番浅村の上位打線で追加点を取れません。これが痛かった。
 下位打線であればなんらかの手を打っていたでしょう。上位打線というところで手を打たず、というか手が打てず。この手の展開込みのスタメンオーダー、選手の技術に任せる打順だったということ、これが今江流、「チャンスで上位打線」が裏目に出てしまった格好ですね。

 ゲーム後の今江監督のコメント*1は次のゲームへの伏線でしょう。次からは上位打線でも普通に作戦あるよ…みたいな。

 カード初戦の得点を半分にして残りのゲームに分散したかったカード。ま、大勝のあとの無得点ゲームなどは「野球あるある」なんだけどね。

*1:「もう少し攻め方を考えていかないといけないと勉強になりました。この後に生かしていきたい」