わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

理想の1、2番コンビ

M4ー11E

荘司が気の毒!?

前日の大敗から打って変わって(まさに猛打で変わったのですが...w)、昨日は大勝となりました。「勝ちに不思議の勝ちあり...」といいますが、昨日の先発・藤井のピッチングを見ていたら、あれでよく勝てたものだと思います。

5イニング投げた内の3イニングで先頭打者を四球で歩かせるピッチングでした。5回82球2安打5四球1失点で今季初登板、初勝利ですから、8試合登板していまだ勝ち星の無い荘司がほんとに気の毒になりましたw。

ま、〈運も実力の内〉と言います。味方の好守と猛攻に助けられての勝利でした。藤井は「持っている」ピッチャーなんでしょう。

理想の1、2番コンビ

昨日のオーダーは、1番村林、2番小深田、3番4番は小郷、浅村で変わらず、5番には島内が入りました。で、昨日の1、2番コンビが当たりでしたね。

ここ数試合ずっとスタメン出場の村林が昨日もいい仕事をしました。今の村林なら1番としての適性は辰己より数段上という感じがします。しぶといバッティングで相手ピッチャーに球数も投げさせられるし、小技もできます。ここ数試合を見るかぎり勝負強さも兼ね備えつつあるようです。チャンスメイクからポイントゲッターまで状況に応じたプレーができています。まさに理想的なトップバッターになりつつありますな。しかも守備は折り紙付き。もう、今までの村林とはまるで別人、覚醒した感じがします。

小深田もときどきチョンボはありますが、それを差し引いても余りある貢献度を発揮しています。いろいろな1、2番コンビを見ていますが、昨日のコンビが今季ではNo.1のコンビではないかという気がします。

クリーンナップも続け

3番小郷、4番浅村、5番島内と、昨日のクリーンナップが機能し始めると、上位打線がより理想形に近づくのですが、4番浅村、5番島内といったところは、まだ波がありますね。浅村は、ホームランが1本出て、ほかの当たりも悪くなかったので、波は底をついて上向きになりつつあるようです。ただ、島内はまだボールを捉えきれていない。凡フライの山を築いていましたから、もう少しかかりそう。

フランコがなかなかハマりませんね。もう少し適応力のある選手かと思っていましたが、意外と不器用です。なかなかボールが上にあがらないのがね...。打球自体は強いのですが、ときどきホームランならまだしも、ときどき単打では助っ人としてどうよ...と言わざるを得ません。


もっと大胆でいい。

先発の藤井に話を戻します。冒頭に書いたとおり、5イニング投げた内の3イニングで先頭に四球を与えていては、テンポが悪すぎます。よくあんなピッチングで攻撃陣があれだけの援護をしたものです。ほんとに不思議な猛攻でしたw。

藤井に限らず、楽天の若いピッチャーにありがちなピッチングとして、コースを狙いすぎてカウントを悪くするというのがあります。理想はカウントが悪くなる前にストライク先行でカウントを整えることですが、フルカウントになっても、なおコースを狙って見送られ四球という展開が多いように思います。

好打者でも打率は3割です。もっと大胆でいいはずですが、それは傍目だからこそ言えること。ストライクを取りに行ってガツーンという印象が強く残っているのでしょう。結局はコースを狙いすぎて四球、もしくは甘いところへの失投でガツーンというパターンになる。

ストライクゾーンめがけて大胆に投げ込めば、そうそう打たれるものではありません。狙いすぎるから力んでボールがそれたり、勢いが削がれて棒球になってしまう。初回にノーヒットで先制点を許したときは、こりゃダメじゃ...、と愕然としたものでしたが、どうにかこうにか1失点で5回まで持たせました。

2回裏のカズキのファインプレーに助けられましたね。あれがなければ大量失点で前日のゲームの二の舞いになるところでした。昨日の藤井の勝ちはまさに「不思議の勝ち」。次は「本当の勝ち」で2勝めといきましょう。

まだ諦めていません...

...などと白々しいことは言うつもりありませんw。3位ロッテとのゲーム差はまだ9ゲームもあります。昨日のブログにも書きましたが、優勝はおろか、CS進出の可能性も限りなく0に近い。こうなったら、石井監督がどれだけ次期イーグルスの戦力となれる人材を育成できるか、その一点に絞って観戦していきたいと思います。

村林、伊藤ユキヤ、小郷、渡辺翔太、内...。あと2、3人は出てきてほしいね。昨日のプレーを見ていて、カズキなんとかならんかなあ...。あと黒川ね。それと武藤、吉野。ウワッ、これで4人か。やっぱ、4、5人は出てこないと...w。

さいごに

鈴木大地選手、1500試合出場達成おめでとうございまず!!