- E6−0M
好調オリックス打線と最下位ロッテ打線では比較にならないだろう、という議論は横に置いておいて、6月28日のヤフーレ*1と昨日のハワード*2のピッチングを見て、勝てる投手の特徴を改めて思いました。
勝てる投手
- 先頭を(四球で)出さない。
- 連打されない。
- 同じ打者にやられない。
結果的にオリ戦でのヤフーレとの違い、ということになるんですけどねw。
イニングの先頭を出すと失点の確率は格段に上がります。それを四球で出してしまうのは最悪で、自滅行為そのもの、投手が一人で作ったピンチですから当の投手はもちろん、チーム全体のモチベーションも一気に下げてしまう。ずるずる失点するパターンになりがちです。
連打されるのはしょうがありません。打者との力量の差もあるし、ゲームの流れもある。
先頭を四球で出すのと同じくらい致命的なのは、同じ相手にやられることですね。オリ戦のヤフーレの場合でいうと、中川がそうでした。中川に打席の回ったイニングはすべて失点しています。2打席連続四球(1度目は初回裏、2度目は3回裏でイニングの先頭でした。)、3打席目にはタイムリー2ベースでビッグイニングの口火になっています。
勝てない投手は悪いイメージ・予想を自ら作って打者と勝負できなくなります。その「弱さ」にこそ原因があるように思います。
で、ハワードですが、岸を「最高の投手」と仰ぎ、岸のフォームをイメージしながら調整したという話題がニュースになっていましたね。勝てる投手には勝てる投手のツボが分かるのかもしれません。
【楽天】1日ロッテ戦先発のスペンサー・ハワード「岸さんが最高」 ベテラン右腕参考に好投目指す - スポーツ報知
ヤフーレは自信をなくしています。1勝すれば変わる予感です。