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ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

ライバルだけど一緒に自主トレ

hochi.news
小深田と山崎といえば、イーグルスのショートポジションを争うライバル同士である。この2人が一緒に自主トレをしているというので気になったニュース。

2人を結びつけていたのは今オフにイーグルスを戦力外になり、古巣のDeNAへ移籍が決まった藤田一也だ。つまり2人とも藤田に弟子入りするために一緒の自主トレとなっているということだな。

藤田といえば、もともとプロ野球選手なのにあえて「藤田プロ」と呼ばれるくらいのプロ中のプロ、守備の名手である。その守備力は強打者の得点力、エース級のピッチングにも匹敵する。優勝した2013シーズンには星野監督から「シーズン10勝以上の価値があった。」と言われた「好守(守備力)」は有名だ。

ちなみに、チーム藤田の他のメンバーはというと、福山や黒川が一緒のようだ。どっちも常連だったかな...。

さて、ここで小深田と山崎の2021シーズンの成績を比べてみよう。

試合数 打率 本塁打 打点 盗塁
小深田 121 .248 3 21 5
山崎 56 .256 4 24 4 *1

出場ゲーム数は圧倒的に小深田が多い。山崎がシーズン終盤から出場機会を得たためだ。

山崎はシーズン途中から不調の浅村に代わりセカンドを守る機会が与えられたが、ここで勝負強さを発揮、浅村が復帰したあとも、その勝負強さを生かしたいと、そのとき成績が低迷、送球にも難のあった小深田の代わりにショートへまわしたらこれがはまった、たしかそんな流れだったと記憶している。

小深田よりも少ない出場ゲーム数ながら、打率は兎も角として、本塁打、打点で小深田を上回っているところが山崎の勝負強いバッティングを象徴している。盗塁数も小深田と同じ数に換算すれば8くらいはいってたんじゃないか。守備も安定していて、小深田のときよりも安心して見ていられた。

で、来シーズン、どちらもショートのレギュラーを狙っている。そして、どちらも藤田への弟子入りを選んだ。つまりは、2人ともこの競争に勝つためのポイントは「守備力」だと考えているということだろう。そして自分に求められているバッティングはかつての藤田のような勝負強いバッティングということもあるに違いない。

山崎はシーズンの終盤ではあったが、ショートレギュラーとして出場を続けた。スタメン出場を続けたことで出てきた課題もあったようだ。それを藤田にぶつけたい、別のwebニュースではそんなコメントも紹介されていた。

まだ少し早い気もするが、来シーズンの開幕ショートは山崎だろうと予想している。で、小深田にはこの予想を覆すアピールをよろしく!!

*1:冒頭の記事では抜けていたが4盗塁ですw。