E4−3L
デーゲームにつきライブ観戦はしていない。例によってテキスト速報などの情報を基にごたくを並べてみました。
則本と松井裕樹
昨日のブログに「則本は前回登板の反省をどう修正してくるか」みたいなことを書いた。前回登板とは5月5日のソフトバンク戦であり、「反省」とは石井監督が則本についてコメントした「彼のポジションはなるべく点差を離してリリーフに渡すのが仕事。そういう意味ではできていなかった」が念頭にあった。
ソフトバンク戦は結局5−5の引き分けで終わった。先発の則本が序盤の4点リードを1点差まで追い上げられて6回で降板、その後のリリーフ陣が踏ん張って1点リードのまま9回の松井裕樹までバトンをつなぐもその松井が同点にされてしまった。「体のブレが酷かった。」と石井監督に言わせたピッチングだ。
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で、今回はというと、スコアだけを見るとどうも前回と似たような展開だったように思えた。4回に両チームがそれぞれ得点したが楽天の方が2点多かった。つまり2点リードで中盤から終盤へと向かったことになる。ところが先発則本は7回に1点差まで追い上げられた。そして降板。
前回登板との違いは最大4点差だったか2点差だったかという点。そこから1点差まで追い上げられたこと自体は変わらない。で、1点リードの状態で松井裕樹へバトンが渡ったわけだが、つまりここも変わらず。
ただ松井裕樹は前回と違っていた。2アウトから1番源田、2番森と連打され2アウト1、3塁とするも次の中村を抑えて1点を守りきったのだ。
要するに
則本は上にも書いたとおりゲーム展開の印象としては前回とあまり変わっていない。たしかに7回3失点はクオリティスタートと言えるが、山川の2ランによる2点はしょうがないとしても7回の追加点はダメだろ。石井監督の「彼のポジションはなるべく点差を離してリリーフに渡すのが仕事。」ということであれば、あそこは2点リードのまま松井裕樹にバトンを渡してほしかった。
その松井裕樹は1点リードをとりあえず死守したわけなので「修正できた」と胸を張っていい。一昨日のゲームもしかり。彼の役割はどんな形でもいいからリードを守り切ることなのだから。要するにそういうことだ。
ところが石井監督のゲーム後のコメントをチェックしたら、則本をかなり褒めていたね。「則本クラスの投手は、七回までしっかり投げ切ってくれることがすごく大事なので、頼もしかったです」だと...。おいおい。ま、勝ったからね。褒めるしかないか*1。
訂正
攻撃陣は、さすがに内田とディクソンがスタメンから外れたようだ。日ハムから来た横尾もいつの間にか消え、Gから来た和田恋もまったく使えない。「右の大砲候補」はことごとくハズレで、頼みの助っ人外国人も当たりかハズレかハッキリしない。こうなってくると楽天の「大砲不在」はマジ深刻である。今の浅村はとても大砲とは呼べないし...。
それに比べライオンに並ぶ大砲の豪華さよ...。一台うちに回してくれないだろうか...。
と考えると、このライオンによくぞ勝った。やはり則本には「アッパレ」をあげるべきかもしれない。訂正したくなってきたよ(・∀・)。おいおい。
*1:結果に応じて心に響くコメントをポロリと漏らす、ここらへんが石井流マネジメントだね...。