わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

すみたに効果

H2−4E

5回裏のホークス松田の2ランで2点差に追い上げられた。あれがなければ、もっと楽なゲーム終盤であったはず。2点という1チャンスで展開の変わる点差でなんとも息の詰まるゲーム終盤だった。逆転しての2点リードであればまだ雰囲気は違っていただろう。追い上げられての2点リードだったからリードしている方が苦しい展開に見えた。

で、この苦しいゲームを岸が6回まで、そして7回以降を安楽、酒居、松井裕樹の必勝リレーでつないだ。
リリーフ陣では酒居が危うかった。1アウト満塁の場面を作り、6番明石、7番今宮を迎えたが、これを2者三振に討ち取ってみせた。特に今宮への「フォーク、フォーク、ストレート、ストレート、フォーク...」で3ボール2ストライクのフルカウント。そう、今宮はストレート狙いでフォークはことごとく見逃していた。そしてフルカウントから投じた一球はまた「フォーク」。今宮はこれを空振り三振。この瞬間、ピッチャーの酒居ではなく、キャッチャーの炭谷がガッツポーズしていた。まさに炭谷の配球勝ちである。炭谷のリードにブレずに投げ込んだ酒居ももちろんグッジョブだ。

クローザーの松井裕樹も安定していた。これも炭谷への全幅の信頼からくる安定感ではないかという気がする。炭谷の加入は安定感のある投手数人の加入に匹敵する効果を生んでいる。...というと言いすぎだろうかw。いや、言い過ぎじゃないなw。

さて、楽天は前半戦最後の試合を見事勝利で飾った。首位オリックスと2位ロッテが敗れたので楽天は首位(オリックス)と1.5ゲーム差の2位で折り返すことになった。助っ人がイマイチの割には良いレース運びをしている…。
今シーズンはオリンピックがあるので1ヶ月近くレースは中断されるが、中断の期間が長い分、この間の過ごし方、離脱中の選手の復帰など、後半戦の行方を大きく変えそうな要素は多い。今のゲーム差なら順位はちょっとしたことでガラリと動くだろう。まだまだ安心はできない。
楽天の場合は涌井の中断期間での再調整(復活)と、浅村が侍Jでキッカケを作れるかどうかにかかっている。休養十分な早川がどんな感じで戻ってくるかも楽しみである。

あと、このブログの明日からの身の振り方も考えねば...w。