わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

石井監督の初陣は白星。涌井はさすがの開幕投手だったし、辰己の好調も続いているゾっと...。

石井監督の初陣は白星だった

E8−2F

自画自賛するわけではないが、昨日のブログで「ポイント」にあげた点を見事にクリアしての石井監督の初陣白星だったねw。すなわち、先発・涌井が上々の立ち上がりで、好調の辰己がオープン戦そのままの活躍で得点につなげる展開だった。

開幕投手の涌井について

この日の涌井、7回116球4安打5奪三振無失点は立派。このブログでも涌井の2戦連続の炎上はあり得ないと書いてきたが、まったくそのとおりのピッチングをしてくれた。いやほんとにたいしたものだ。石井監督がマー君を2番手に回して開幕投手に指名しただけのことはある。
5回表に1アウト2、3塁というピンチはあったが、9番の中島をゴロアウトにして2アウト、1番の西川を四球で歩かせ2アウト満塁にするも2番の松本をフライアウトにして切り抜けた。これぞ涌井のピッチングである。

攻撃陣について

攻撃では辰己の先頭打者ホームランが勢いをつけたね。オープン戦での好調は続いているようなのでこのまま波に乗っていけそうだ。
小深田はこの日3連打と当たっていたが守備エラーが2つあったのは気がかり。小深田本人は良いスタートが切れたと思っているのかどうか...。ま、昨シーズンの実績もあることだし、守備の方は徐々に修正できるだろうと思いたいね。
浅村は6回にようやく2塁打一本出たが、先発上沢からは3凡でこれまたなんとも煮えきらず。ま、この人に関しては自滅してどんどん不調になっていくというタイプではないので心配無いとは思うが...。助っ人外国人不在の中での出遅れ感は正直痛い。
あと鈴木大地はさすがの勝負強さを見せてくれた。5回裏、浅村が見逃し三振のあと茂木が四球で出て1アウト満塁のチャンスだったが、ここで初球打ち、走者一掃のタイムリー2ベースを打った。最初のゲームで出たのは大きいね。リーダーシップも含めて大地の良さがどんどん出てきそう。
小郷はDHでの開幕スタメンとなったが、ポテンヒットとはいえタイムリーが一本出たので大丈夫だろう。良いスタートが切れたと思う。
カズキは辰己と小郷のスタートダッシュにちょっと焦り気味かなという印象。まずは一本打って落ち着いて打席に入りたいところだ。

リリーフ陣について

涌井をリリーフしたは1イニング投げきれなかった。正直誤算。打ち取ったはずの先頭打者を小深田のエラーで出塁させたことで動揺したのだろう。細かい制球を気にしすぎて四球を出す悪いパターン。解説者もコメントしていたが、もっと大胆に投げてほしかった。石井監督が最も嫌うパターンで降板した。石井監督のことだからチャンスはまだ与えるだろうが、次こそはビシッと決めてほしいね。
宋の尻拭いをする形になったのは今シーズン秘密兵器になるであろう渡辺佑樹。さすがに開幕ゲームで投げるのは初めてだったろうし、大量リードでのマウンドではあったが、2死満塁の場面。押し出しの失点はほろ苦いデビュー戦になってしまった。もっとスカッと締めたかったに違いないが、これも良い経験と思いたい。
6点リードで迎えた9回表のマウンドは牧田に任せた。さすがに松井裕樹を出すわけには行かなかった石井監督も、後味の悪い勝利にだけはしたくなかったということだろう。こうなると牧田もさすがで決して期待を裏切らない。3人でピシャリと締めてみせた。宋とはここらへんの違いだなあ。

マー君が登板回避

さて、話は変わって、今日の先発ピッチャーのことである。当初予定のマー君が右ふくらはぎのハリを訴え登板回避となったらしい。
代わりの先発投手はこれまた昨日ブログで「先発も睨んだロングリリーフ要員だろう」と書いておいた高田萌生だ。これは高田にとっては願ってもないチャンス到来。マー君は数回スキップされるだろうから、このチャンスをぜひ生かしたいところ。
石井監督もゲーム後のインタビューでコメントしていたが、「失敗を恐れず、向かっていくピッチング」を見せられるかどうかがカギだ。
明日先発予定の早川とは同じ98年組である。このローテが上手く運んだら怪我の功名というヤツだろう。ああ楽しみ...。補充は安楽みたい。石橋、弓削は遅れているのかな...。