E8−2L
四度目の正直だった
今回は先発の瀧中のことを中心に。まずは訂正からw...。
昨日のブログに先発・瀧中の初勝利挑戦について、「三度目の正直」という表現をしてしまったが、どうやら登板は4度目だったようだ。なので、正しくは「4度目の正直」ということになる。訂正してお詫びする。が、素晴らしいピッチングで初勝利をあげたので3度めであろうが、4度目であろうが関係なくなった。とにかくナイスピッチングだった。
「先発で使わない」という発想がどこから出てくるのか...
実況のアナウンサーと解説の川崎さんの2人が「次も先発で行くんでしょうか?」「これだけのピッチングをしたら次も先発で見てみたいですよね。」みたいなやり取りをしていたが、「瀧中を先発で使わない」という選択肢があると思う方が不思議。仮に瀧中をリリーフで使うようなことがあれば、松井裕樹を先発で使い続けていたベンチとほとんど同じ次元の勘違いだと思う。これだけ先発向きのピッチャー、しかも若手の有望株がほかにいるか?と言いたい。
野手をその気にさせる雰囲気
攻撃陣も良かった。初回に先制点をあげ、その後も6回まで毎回得点。打点をあげた選手のコメントには皆「瀧中を勝たせたい」というフレーズが入っていたが、このことだけを捉えても先発向きのピッチャーと言える。野手をここまでその気にさせる先発投手が今の楽天にほかにいるか?。ハッキリ言って、というか残念ながらいない。
特に同い年だという田中和基の活躍が目立っていたね。6回のホームランを含む2安打も良かったし、完封のかかった9回表の守りで見せたファインプレーも光った。あれが抜けていればゲームが変な方向にこじれるところだった。
丁寧なピッチング
で、改めて瀧中の昨日のピッチング。8回2/3、129球5被安打2失点という内容は「初勝利」という結果以上に立派だ。特に四死球0というのがこの人の能力の高さを示している。ほんと素晴らしい。
ヒロインで本人が「自分の持ち味」とコメントしていた「丁寧なピッチング」はゲームを作れるピッチャーの大事な要素の一つだろうと思うが、瀧中はそれを「自分の持ち味」と言い切れるところがいい。ヒロインでの受け答えも落ち着いていてピッチングに人間性が出ていたなあという印象。
あと、ピッチングスタイルがロッテに移籍した美馬を思い出させるようなところがあって、不思議な縁を感じたり。美馬の抜けた穴は瀧中が埋めてくれそうだ。
いつものタラレバ
社会人からのドラ6ルーキーで26歳。松井裕樹より1個上になるが、松井裕樹の先発転向などという遠回りをせずに選手の適性をしっかり見極めて起用していたら、今回の瀧中を見る限り松井裕樹の3勝など軽くクリアしていただろう。加えて、松井裕樹かブセをクローザーに、牧田、森原、酒居、ときどき松井裕樹かブセで7回、8回を回せていた。もしかしたら瀧中に刺激されてさらなる新戦力が出現していたかも...などと得意のタラレバで妄想するのだったw。
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ライオンキラーに賭ける
さて、今日は一昨日の代替えゲーム。福井が久々に先発だ。三木さんは藁をも掴む心境なのだろう。結局は「ライオンキラー」だった福井の過去の実績に賭けた。
ロッテとのカードは一つも落とせない
ロッテとのゲーム差は5。今日も勝って千葉へ乗り込みたい。
そういえばロッテのホームゲームの勝率がものすごく高いとサンデーモーニングに出ていた山田久志が言っていた。これは心配。ただ、こっちも先発3本柱で臨むカード、一つも落とすつもりはない。というか、落とすわけにはいかない。ひとり連勝ストッパーが混じっているのが唯一気がかりな点ではあるけれど...。