わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

ロッテの2勝を阻止しろ。



ロッテの2勝を阻止しろ

 自力CSが消滅した楽天。一方のロッテはというと、残り3試合で2勝すれば他チームの勝敗に関係なく3位以内が確定する。楽天が残り2試合を1つも落とせないのは当然だが、ロッテの2勝も是が非でも阻止しなければならない。
 しかし、楽天とロッテの直接対決は最終戦の1ゲームだけ。そこで負けないことに加えてあと1つ、どこかでロッテが負けなければならない。ロッテの残りゲームで楽天以外はオリックスの2ゲームである。自力は無理で、他力はオリックス頼みという状況になってきた。
 今日のパ・リーグはロッテとオリックスのゲームのみ。できれば観戦、スコアだけは随時チェックしなければ。オリックスはすでに調整モードに入っているので、過度の期待はできないが、ロッテも先発が澤村というところをみると、ブルペン事情はそれなりに苦しいようなのでそこにいくらかの望みがある。

E5−3F

もっと向かっていくピッチングを見たい。

 さて、昨日の日ハムとのゲーム。8月22日以来の先発となった早川だが、例によってピリッとしないピッチングで3回66球3失点で降板した。
 なんだろうね、早川に足りないもの...。ま、簡単に言ってしまえば「勝負弱い」ということに尽きる。もともと剛腕のイメージとも違うし、かと言って技巧派のイメージでもない。師と仰ぐホークスの和田投手のようなピッチャーを目指しているのかもしれないが、いきなり老練な部分だけを真似しようとしてもなあ、という感じ。いつも思うのは元気がない。若さがない。もっと打者に向かっていくようなワイルドでタフなピッチングを見たいんだけど。いつも淡々とやられている感じがある。もっと歯向かってほしい。

リリーフ陣にアッパレ

 それにしても、4回からの内、酒居、ソン、安楽がよくつないだと思う。ヒロインの一人だった松井裕樹も自分のところへ繋いでくれるリリーフ陣の頑張りがあってこそのセーブだとコメントしていたが、まさにそのとおり。松井のコメントはリリーフ陣への労いであり、先発陣への喝だったと私は勝手に解釈した。それくらい、今季の先発陣は早いイニングでマウンドを降りることが多かった。松井裕樹は昨日が39セーブめ、2年連続のセーブ王が確定した。

打の勝ちパターン

 先制点は日ハムだった。そして楽天(逆転)の狼煙は4回裏の浅村の一発だった。浅村は5回にも同点タイムリーを打つ。さすが浅村だ!...と称えたいところではあるが、正直、ようやく4番らしい働きをしてくれたな、という感じ。存在感はあるが、結果がいつも忘れた頃にやってくる。
 最近のゲームとしては珍しく島内が機能していなかったが、そこを浅村がカバーした形になったのは良かった。浅村がダメなら島内が、島内が怪しいときは浅村が、このスタイルこそが楽天の勝ちパターンである。残り2試合はソフトバンクとロッテ。どっちもタコにならなければ勝算ありだ。