わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

先発転向の松井裕樹、スライド登板という最終試験も見事パスしました。

E9−2S

ヤクルトとの練習試合第3戦は開幕前の実戦最終戦ということになりましたが、見事快勝でした。ま、松井が5回まで投げて、続いて石橋が8回まで投げたようなので、贅沢なリレーではありました。練習試合ということで同点でもないのに10回の裏までゲームは行われましたが、9回の酒居はいいとして、10回の2アウトまでを辛島、残り1アウトを津留崎とイニングを有効に活用したようですね。

今シーズン先発転向に向けて調整中の松井裕樹は、前回ようやく合格点を与えられるナイスピッチングを見せて、それがマグレでなかったことを証明したかった今回の登板でしたが、5イニング64球4被安打3奪三振2四球の2失点は、スライド登板という微妙な影響を考慮せずとも、十分合格点をあげて良い結果でした。
生の動画を見ていないのでボールの勢いだったり、テンポだったり、打者との駆け引きの感覚はよく分かりませんが、テキスト速報から想像するに不安材料だった制球も落ち着いてきた印象はあります。前回の登板で「力むタイミング」を会得したような感じでしたから、大きく荒れる心配は無さそうです。
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ただ、残念だったのは2回あった4番・村上との対戦が、いずれも四球で歩かせる結果になってしまったこと。
最初の対戦は2回、トップバッター村上との対戦でしたので、攻めのピッチングにはなっていました。外角中心に高低を使った配球でしたが、村上も難しいボールには手を出してくれませんでしたね。
2回めは2アウト3塁の場面での対戦となり、さすがに慎重なピッチングになっていました。2つ塁が空いていたのでここは無理に勝負しません。ところが続く雄平、渡辺と連打され、2失点。ここらへんは先発としての経験の無さでしょうか。最悪の展開にしてしまいました。課題の一つが見つかった感じです。

2番手の石橋は、前日の情報では2軍のマウンドに上がる予定と聴いていましたが、1軍のマウンドで投げていました。ま、こちらは上々の仕上がりと見て良いでしょう。一皮むけて安定期に入った印象です。

攻撃陣は2、3、4回と畳み掛けるような攻撃で得点しています。4回の3点を中盤と終盤あたりに得点していれば実に理想的な展開だったと思いますが、そこまで期待するのは贅沢というものです。
主力の当たりが途切れずに練習試合を終えられたのは良かったと思います。

内田も普通に本塁打が出るようになったし、開幕後の早い時期に一本出れば、のっていける雰囲気と勢いを感じます。

小深田や辰己あたりはそろそろ疲れが出始めているのかもしれません、このゲームでは音無しでした。良いイメージで開幕へ、とは残念ながらいきませんでしたが、19日までの4日間、焦らずに調整と休養に当ててほしいね。

ロメロがいいですね。背番号も99→9になり、ますますのってきた感じ。今シーズンの特別ルールで外人枠が4→5に一つ増えるようですが、ブラ、ロメ、ブセ、シャ、ソンで決まりですね。ウィを使うためにはもう一枠ほしい。

さぁて、準備運動は終わりました。あとは金曜日のスタートを待つばかりです。