S1−4E
練習試合はヤクルト戦になりました。相手がセ・リーグに戻ったため楽天TVでの録画チェックはかなわず。テキスト速報から気づいたことなどを書委ておきます。
先発は開幕投手が決まっている則本。前回は新フォーム、ノーワインドアップからのピッチングで3イニングでした。
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今回はその新フォームがどこまで馴染んできたか、どこかに修正を加えたのか、といったところに注目したかったのですが、残念ながら動画チェックができませんでしたので、ネットニュースで確認。どうやら前回のノーワインドアップから今回はセットポジションにチェンジしていたようです。
- 「自分にあったものはどれか試行錯誤している。」
- 「バランスは悪くない」
- 「真っすぐの精度を高めていかないといけない」
みたいなコメントを並べていたようですが、5イニング1失点。ま、余裕の調整ぶりと言っていいでしょう。
今シーズン特有の連戦に備えて疲労の少ないフォームを身につけたいというのが新フォームにしようと思ったキッカケだったようですが、どのフォームに落ち着くのか。前回のノーワインドアップはどこか忙しない印象もありましたので、無駄な部分を省いて、結局は今回のセットポジションからというところが落ち着き先でしょうか。
あと、森原がようやく最後に登場しましたね。打者4人に15球、先頭打者の村上にいきなり2ベースを打たれましたが、後続はきっちり断って無失点で終えました。ストレートが140後半から150、空振りも取れてました。さすがにボールのスピードはありますな。制球も安定しているし、良いパフォーマンスでした。問題は1点差の本番でこのパフォーマンスをそのまま出せるかどうか。メンタルの要素だけです。
ただ、こればかりはそのときが来ないと分かりません。で、開幕投手の登板に合わせて森原をクローザーで起用したということは、まずは森原で行くという意思表示でしょう。現メンバーの中で森原と内容で競えそうなのはそれこそ昨シーズンまでの松井裕樹くらいですから。
ほかに気づいたことと言えば、相手チームのメンバーに嶋の名前が見えなかったことでしょうか。ヤクルトでの「嶋効果」についてはネットニュースでいくつか読みました。また、最近では嶋のセカンド送球が低くしゃがんだピッチャーの頭部を直撃したことが話題になっていましたね。主審のコールが遅れたことで、結果、3アウトからの送球になってしまい、そもそも送球の必要があったのか、...とか、ピッチャーが送球カットのサインを見落としたんじゃないか、とか...そんな内容だったと思います。
いずれこの練習試合中に1回くらいはマスクをかぶるはずですから、楽天の選手たちはそれぞれ自分の成長ぶりを見せておきたいところです。
例えば、バッテリーはバッター嶋との対戦という形でそれができます。ほかの選手たちは走塁で見せることになります。嶋からバンバン盗塁を決めるという形ですな。
特に大きな意味はありません。楽天ファンが嶋から卒業できるように、そういうことです。