2020プロ野球プレイヤーズファイル
Amazonで予約していた「2020プロ野球プレイヤーズファイル」が到着。もう練習試合も始まっているわけだけど、これを手にすると更にシーズン到来の実感が湧いてくるのだなあ。
楽天TV
「楽天TV」も気づいたら次回課金が来年の2月になっていました。どうやら「パ・リーグ スペシャル」の年契約が自動更新されていたようです。2月15日のヤクルトとの練習試合を見ようとして気づいたのでした。ちょうど良かった。
ヤクルトとの練習試合
で、その練習試合。13時のプレーボールから最後まで観戦。結果は、
- 楽天3−1ヤクルト
全体的に感じたことは楽天の方がやっている野球のレベルが一つ二つ上だったということでしょうか。楽天の選手たちの方がよりケースバッティングを意識して打席に立っていたように感じましたし、それが得点(結果)にも結びついていたように思います。三木野球が浸透してきていると言うのは早すぎますか...。
ルーキー・センターライン
特に印象に残った選手は、2年目を迎えた辰己、太田の2018ドラ1、ドラ2コンビとルーキーイヤーの小深田、黒川の2019ドラ1、ドラ2コンビですね。この2018、2019ルーキー・センターラインが目立っていました。実に的確なスカウティングが行われたのだなあと感心するばかりです。
辰己
辰己はいよいよ本領発揮しつつあるなあという感じ。もともと入団時には「新人王を狙う」と宣言するくらいのポテンシャルは持っていた選手でしたが、2年目に入り大きく開花しそうなスタートぶりです。田中とオコエも辰己からセンターのポジションを奪うのはかなり難しそう、それくらい独走しそうな予感があります。
太田
まだ2ゲームですが、「打てるキャッチャー」という課題を克服しそうな活躍を見せています。正捕手争いでは頭一つ出てレースをリードしそうな勢いを感じました。嬉しい誤算になりつつあるかも。
コブクロ(小深田、黒川)
「コブクロ」とか呼ばれているんですね、小深田と黒川。2人ともルーキーとは思えない「勝負強さ」みたいなものを発散させています。簡単には打ち取れない、チャンスに「なんとかしてくれそう」みたいな雰囲気を早くも醸し出しています...。内田や和田よりもそういう面のオーラは遥かに強い印象がありますw。
ピッチャー
ピッチャーは今シーズンから先発転向の松井裕樹を先頭に、弓削、酒居、近藤、西口と5人が各2イニングずつ(酒居だけ1イニング)。この時期としては皆まずまずの出来だったように思います。
松井
松井はテンポを意識していましたね。かなり速いテンポで投げていました。制球も悪くなかった。
弓削
弓削は昨シーズンの実績があるので落ち着いていましたね。
酒居
酒居は心配ないでしょう。
近藤
持ち味のズドーンという感じの重そうなボールを投げ込んでいました。今シーズンは中継ぎでの起用を言われているようですが、タイプはやはり先発だなあと思ったり。
西口
そして西口。私のイチオシ。キレのあるいいボールを投げていました。今年こそはやってくると思います。...といつもこの時期は思わせてくれるんだけどね。
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その他の注目選手
内田
ぜんぜんダメでしたね。自分のバッティングをさせてもらえてない。打たされている(振らされている)印象。黒川の迷いのない強振が逆に好印象として残った。チーム浅村の効果はまだ見えず。しぶとさ、たくましさ、もっと言えば「強引さ」のようなものがもっと欲しい。
和田
日ハム戦は良かったみたいだけど、この日は内田と同じでいいところなし。嶋のリードに撹乱されたか。
オコエ、田中
辰己の活躍にどちらも影が薄くなっている。けど、オコエの右へのヒットは、三木監督が取り組んでいたケースバッティングの成果という当たりではなかったか。三木野球を吸収しようという姿勢が見えたのは良かった。田中はまだエンジンかからず、といった感じ。
岡島
キャッチャー転向の岡島ですが、今のところは「可もなく不可もなし」という感じ。太田が目立ちすぎというのもある。
下妻
3桁の背番号(139)がやけに目立つ。育成だけど一軍の練習試合に出ているところがすごい。予定よりも状態がかなりいいのだろう。
嶋(ヤクルト)
ヤクルトに移籍した嶋が相手のスタメンマスクでした。楽天の各バッターが軽く頭を下げて打席に入っていたのが印象的でした。さすがの安心感というのは感じました。山崎に盗塁決められていたけど...。
で、この日の楽天の攻撃を見て嶋は何を感じただろう。「野村監督のような名監督になれるよう勉強したい」とコメントしていた嶋だけど、三木さんの下でプレーする機会を逃したことは残念だったなあと思ったり。