わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

岸は実戦登板できたことをまずは評価したい。

E8−12L

岸が先発。腰のハリで離脱していましたので、3月3日以来の実戦登板ということらしいです。結果は1回2/3で47球3安打1失点2三振1四球。ま、今回は実戦登板できたことを評価したいですね。少しでも不安があれば登板しない(登板させない)人なので、調整の遅れはあるものの、登板したということは「とりあえず大丈夫」ということでしょう。

変化球はそこそこ制球できていましたが、ストレートのバラツキが酷かったですね。1回はなんとかしのぎましたが、2回に入るとストレートの球速も明らかに落ちた上に制球も甘いので球数ばかりが増えてしまいました。スタミナ不足は否めません。2イニングを完投することなく降板となりました。開幕まで残り1週間ちょっと。開幕ローテに合わせるのは厳しい感じですが、調整は進められそうなので、今月中にどこかで登板できれば御の字といった感じでしょうか。

大量12失点のうちの7点を献上した3回のマウンドにいたがの福井でした。昨シーズンにあげた3勝がすべて西武からという「ライオンキラー」のはずでしたが、この日は滅多打ちにされました。ほぼバッティングピッチャー状態。練習試合とはいえ、ライオンキラーのイメージは一旦返上した方が良さそうです。

2イニング投げましたが、持ち味である強いボールは投げられていたように見えました。2イニングめはそこそこ落ち着いてきて1アウト満塁のピンチも1失点で切り抜けます。今回は四球から得点される自滅型ではなかったので、調整半ばということで、あと1回くらいはチャンスがもらえそう。ライオンズとの相性に赤ランプが灯ったのはマイナスポイント大ですけどね。逆に別のチームとの相性を見てみたいかな。

西武の16安打に対し、楽天は18安打でした。西武が3回に7点のビックイニングを作りましたが、楽天も4回には5点をあげています。スコアこそ4点差がつきましたが、攻撃力はほぼ互角。攻撃陣は順調といっていいでしょう。

今シーズンはゲーム数が減っていますので、怪我などで離脱している暇はありません。なので、調整が遅れているとはいえ、岸が開幕に向けて階段を登っていることは心強いです。

調整不足(遅れ)を想定して「第2先発」構想などもあるようですから、先発のメンツはなんとかなるでしょう。今は怪我をせずに開幕を迎えることです。慌てない慌てない...。そんな感じです。