わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

台湾からの育成投手

背番号017

地元紙の夕刊に「羽ばたけイーグルス」という欄がありますが、先日、ここで王 彦程投手のことが取り上げられていました。背番号は「017」。
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背番号017...。こんな並びの背番号もあるんですね。小数点もない。

「わん いえんちぇん」と読むらしいです。台湾から来た育成選手です。

u-18の台湾代表

この選手のことは前から知っていました。
日ハムの吉田輝星u-18の日本代表で出た頃の台湾代表のピッチャーでした。日本は5回1失点と抑え込まれた苦い経験があります。左出し、良いピッチャーがいるなあ、と思った記憶があります。

台湾ピッチャーのイメージ

正直に言いますと、以前は台湾のピッチャーに対してあまり良いイメージを持っていませんでした。
楽天が創立したばかりの頃に台湾のプロ野球界で活躍していたピッチャーを2人ほど助っ人で獲得したことがありましたが、これが鳴かず飛ばずでまったく使い物にならなかった記憶があったからです。

ただ、宋 家豪(ソン チャーほー)からイメージが変わりましたね。
今や中継ぎ陣の柱の一人になっています。日本で「プロ野球選手」のスタートを切って成功したケースだと思います。宋もたしか育成からのスタートだったはず。

なので、王くんを楽天が育成でとったときは、
「オッ、良いピッチャーを獲ったかも、楽しみ...」
と喜んだものです。

王くん、がんばってます。

上の記事によると、今シーズンは練習試合5試合で5回2/3を投げ無失点という安定した記録を残しているようです。期待どおり。がんばってます。

石井2軍投手コーチに言わせると

  • いつでもどのような場面でもストライクがとれる
  • 変化球はスライダーとフォークボールがいい
  • 球種が豊富なので先発もできそうだ

...となります。

楽天が吉田輝星を獲らなかったときは相当落ち込みましたが、もしかしたら王くんが代わりに化けてくれるかもしれません。まだ19歳。要注目です。
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追記(2020.4.11 12:25)

関連ツイートを見つけたので載せておきます。