新型コロナの影響で開幕が伸び伸びです。というか、予定日すら決まりません。
いつもならゲームの結果に一喜一憂している時期ですが、今は選手たちの「手洗い動画」を見てその存在を知る、みたいなことになっています。
そんな中、プロ野球の話題が少なくなってきたということで、Full-Countさんが「夢の企画」をやってくれましたね。
“夢のベストナイン”選考(楽天編)
まだ歴史の浅いイーグルスですので、どうしても2013年の日本一ナインに集中しちゃったところはありますが、それでもワクワクしながらチェックさせていただきました。ありがとうございます。感謝...。
で、とりあえず結果を表にして載せておきます。
夢のベストナイン(楽天イーグルス)
ポジション | 選手名 |
---|---|
先発 | 田中将大 |
抑え | 松井裕樹 |
捕手 | 嶋基宏 |
一塁 | 山崎武司 |
二塁 | 藤田一也 |
三塁 | マギー |
遊撃 | 松井稼頭央 |
左翼 | 島内宏明 |
中堅 | 鉄平 |
右翼 | ペゲーロ |
DH | ジョーンズ |
監督 | 野村克也 |
選ばれた選手の中で今も現役なのは5人、うち楽天で活躍中の選手が3人です。
選出されたベストナインについては、ハッキリ言って
ケチのつけようがありませんね。
選出された選手の顔ぶれを見ると、やはり実績と存在感が違いました。
順に感想みたいなことを書いておきます。カッコ内は得票率です、参考までに。
先発 田中将大(84%)
間違いなく満場一致かと思ったら、84%の得票率でしたね。2位は岩隈の9%。球団創設のときに日本代表級であった岩隈が楽天に来てくれた、このときの好印象が強くあるのかもしれません。
それでも、マー君のベストは不動ですね。おそらく永遠に変わらない気がします。エースナンバーの18は当分空席でしょう。2013シーズンのシーズン無敗・最多勝(24勝)はこの先ずっと破られない記録だと思いますね。まさにベストオブベスト。
抑え 松井裕樹(62%)
やっぱりこの人は「抑え」ですよねえ。蓮舫じゃないけど、「抑えじゃダメなんですか?」と今の松井に真面目に聞きたくなる。
今シーズンは「先発転向」に挑戦中ですが先の見通しは明るくありません。コロナに救われた選手の一人だと思います。話がそれました。青山(19%)が2位に来ていたのは嬉しかった。
捕手 嶋基宏(86%)
ま、捕手もこの人で決まりでしょ。日本代表も務めたキャッチャーとなると楽天には嶋しかいませんからね。ただ、得票率がマー君より上というのはちょっと意外。そこまでじゃないだろう、みたいな...。
震災のときのスピーチの印象も強かったと思います。野村さんが監督のときのキャッチャーということでのポイントアップもありますな。当分は不動のベストナインでしょう。
一塁 山崎武司(63%)
ここは銀次(27%で2位)と票が別れるかと思ったら、意外と大差がつきましたね。日本一のときの銀次が漏れたというのは、やはり「存在感」の違いでしょうか。山崎武司さんの存在感と比べるとやはり影が薄くなってしまいます。
内田靖人あたりに山崎武司と入れ替わるくらいになってほしいですね。ファンもそれを願っていると思います。
二塁 藤田一也(46%)
楽天ファンの中ではまだ「二塁は藤田」なんですね。浅村(36%で2位)より10ポイント上回りました。
浅村はきっとライオンズファンが選ぶベストナイン(二塁)に出てくるのでしょう。なので、この先、浅村が何年楽天でプレーしてくれるか分かりませんが、それによっては浅村に入れ替わることも十分にありうるポジションだと思います。
三塁 マギー(49%)
ウィーラー(30%で2位)ではなかったですね。ここは個人的にはちょっと複雑です。
ただ、マギーの2013シーズンの活躍はそれだけ別格だったということでしょう。あの勝負強いバッティングは深く楽天ファンの心のなかに刻み込まれてしまいました。良かったときの強烈な思い出だけを残して球団を去っただけに、入れ替わるのはなかなか難しいかも。大地の活躍次第ですね。
遊撃 松井稼頭央(45%)
レジェンド。もはやそういう存在。あまりに存在感が大きすぎて、楽天ファンがカズオさんの現役時代を知らない世代にならない限り、このベストナインも続きそう。
茂木(35%で2位)も小深田もどっちもベストナインになれる素材ではあると思うので目指してほしいね。
左翼 島内宏明(53%)
唯一、現レギュラーポジションからの選出。地味だけど楽天ファンはしっかり見ているということでしょう。2位はリック(32%)でしたね。なつかしい。
楽天の外野陣は激戦区になっているので、今後はベストナインでも入れ替わりが一番激しいポジションになるような気がしますね。ちなみ2013シーズンは枡田慎太郎(13%で3位)とかもいたんですが及びませんでした。
中堅 鉄平(53%)
聖澤(37%で2位)じゃなかったんですね。やはり「首位打者」が効いたのでしょうか。
ここはいずれ辰己とかカズキあたりが取って代わりそう。というか、代わらないとヤバイでしょ。
右翼 ペゲーロ(33%)
これは意外な結果でしたね。ただ、「じゃぁ、ほかにだれがいる?」と言われると困っちゃうポジション。ちなみに2位は磯部公一選手の31%でした。球団創立時はミスターイーグルスなどと呼ばれることもあったことを思うと、磯部選手でも良かったかなあという気がします。
日本一のときの岡島が21%で3位。微妙ですね。将来的にはオコエ瑠偉に狙ってほしい。ブラッシュにもチャンスあり。
DH ジョーンズ(60%)
ここはマギーと一緒の感想。あまりにもインパクトがありすぎた。マギーとジョーンズ、この2人がいなければ日本一はなかったでしょう、というくらいに印象が強いです。「マギーとジョーンズ」という2人がかりの印象という面も有利に働いていますね。ちょっとやそっとでは楽天ファンの記憶から消えそうにありませんよ。ちなみに2位は中村紀洋選手の17%。いましたね、たしかに。
監督 野村克也(49%)
そして最後は監督。記事にもあるように星野さん(45%)との激戦の結果、野村さんになったようです。阪神だったら星野さんなのかな。
いずれにしても野村さんは皆から愛されていたということでしょう。野村チルドレンの一人、三木監督が楽天を引き継ぎきました。ベスト監督の座もいずれ引き継いでほしいですね。