わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

三木野球がちょっとだけ見えた。

ジャイアンツ戦なのでテレビ放映あり

  • G2−3E

7連敗中のGが6連勝中のEを東京ドームに迎えてのオープ戦。ナイターは初めてかな。おかげでテレビ観戦ライブでいけました。PCのDAZN*1で前半、後半はBSで。さすがG戦。

両エースはいつ開幕してもOK状態

先発は菅野と則本の両エース。どちらもさすがの調整ぶりで、いつ開幕してOK。なんなら明日も投げますか、ゲームは作りますけど...そんな状態です。菅野は3イニング、則本は5イニングをしっかり抑えて降板。

菅野の新フォーム

どうでもいいことですが、菅野の新フォームはどこが良いのでしょう。素人目にはその良さ(効果)がいまいちピンとこない。だれか分かりやすく解説してくれないだろうか。
腕から始動する独特のフォーム。そのままスローイングに流れるのかと思いきや、そうではなくて一旦セットで一呼吸おいた後にスローイングに移る感じ。腕からの始動の意味が分からない。スローイングに移ってからリリースまでの間隔が短いから同じタイミングで変化球や速いストレートを投げられたら実にやっかいなのは分かる。タイミングがかなり取りづらいだろうと想像できる。

則本はピッチングが練れてきた

我が楽天のエース・則本。綺麗な流れるようなフォームは変わらず。大きなカーブを混ぜながら強いストレートを効果的に投げ込んできます。ここ数年の中でもかなり練れた感じのピッチングになっています。安定感は楽天の中でもピカイチでしょう。延期された開幕ゲームがいつに決まるかは分からないので調整もなかなか難しいと思うけど、今の則本なら調整不足や調整ミスによる不安というのはほとんど考えなくて良いです。

助っ人のリレー

則本の後は宋、ブセニッツ、シャギワと助っ人3人でリレー。この順番はここのところほぼ固定かな。3人を競わせている格好ですが、レースはかなり熾烈ですね。昨シーズンまでの実績からすれば宋が安心だけど、ブセニッツとシャギワもなかなかボロを出さずに安定したレースを展開している感じがします。3人の中では今のところシャギワが一番燃えやすそう...。

ケツは寺岡もアリか...

今回のケツは寺岡が締めました。三木さんが辛抱強く使っているだけあって、この日のピッチングは3人を10球で仕留める内容。1点差であれだけ制球良く内側へ投げ込んでいるのを見ると「心臓」の方は信頼して良さそうな感じ。毛が生えているかも。寺岡のクローザー構想は三木監督の頭の中にありそうですね。

ただ、最初の印象があまり良くなかったので、正直まだ信用できない。あと3回位続けて「今回のピッチング」を見せてくれたら信用してもいい。面構えはクローザー向きなのは認めるw。
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古川に代わったら反撃

さて攻撃面。2点ビハインドで終盤に入る展開でしたが、相手ピッチャーがうちから移籍した古川侑利に代わった7回から反撃。元チームメイトの古川には申し訳なかったが、古川の投げた7、8の2イニングで3点獲って逆転。古川すまん...。

古川のまんま

古川のボール、力はあるけど制球がアバウト、低めのボールがほとんど無くて全体的にみな高め。移籍する前のまんま。この時期に一軍で投げているのは立派だし認める。交換で楽天に来た和田恋よりはだいぶマシなんだけど、あのまま楽天にいてもローテ入はかなり厳しかったろう、と最近の弓削を見て思ったり...。古川と内田の対戦場面、あれが同じ右の大砲候補・和田恋との対戦になっていたらドラマチックだった。それにしても和田恋は何をしている。右の大砲(候補)レースは内田が頭2つ3つリード。

コブクロで逆転

7回の1得点は黒川のタイムリー。8回の2得点は「小深田のホームラン」と「辰己の盗塁と小郷のスクイズ」から。三木監督がやろうとしている野球が随所に出た得点パターンでした。

黒川、打率こそ1割台だけど、勝負どころで何かやってくれそうな感じは下水流なんかよりも遥かにあるなあ。

さいごに

若手が活躍しているからでしょうか、チーム内に緊張感というか集中力のようなものを感じます。ときどき映し出されるベンチの雰囲気もやる気に満ち溢れている感じ。

三木監督、チーム内で上手く競争させているなあ。この競争に茂木や田中やオコエの顔がないのは淋しいです。

*1:無料視聴期間の3月20日までの間に解約しなければならない。