わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

高梨雄平の「日々是好日」を読んだ。

高梨雄平のコラム
今シーズンが3年目のシーズンだった高梨雄平投手。早稲田大学出身の選手です。で、その文才を買われたのかどうかは分かりませんが、なぜか朝日新聞(宮城版だと思うのですが...)に「日々是好日」というコラムのコーナーを持っています。

昨日の朝刊を読んでいたら、そのコラムの掲載日だったらしく、「直球の質向上 CSで手応え」というタイトルの文章が掲載されていました。

復帰後につかんだ手応え
楽天ファンならご承知のとおり、今シーズンの高梨は7月に急性虫垂炎の手術をしたため、1ヶ月ほどゲームに出られない期間がありました。

実戦復帰後につかんだ手応えについて、次のような記載があります。

  • 夏場に投げていないので疲れの少ない状態でCSに臨めた。
  • CSで柳田選手に力強いストレートが投げ込めたのが良かった、手応えをつかんだ。

実戦復帰後に取り組んだ強化ポイント
実戦に復帰してからCSで手応えをつかむまでにいろいろな取り組みをしたようです。強化ポイントにあげていたのは「質の高いまっすぐ(ストレート)」だったそうで、いろいろな人の投げ方を観察したそうです。

で、参考にしたのが久保裕也(39歳)のキャッチボールだったというのです。これには驚きましたし、ちょっと感激しました。何に驚き、感激したかというと...

  • 高梨雄平の観察力の高さに(参考にしたのが久保投手だったこと)
  • 久保裕也が若い投手に影響を与えていることに

よりによって久保裕也
具体的にどこをどう参考にしたかは分かりませんが、「質の高いストレート」というイメージからはやはり則本とか岸といったあたりのピッチングを参考にしそうなものですが、そうではなかった。

よりによって(というと失礼かもしれませんが...)久保裕也ですw。

ただ、久保裕也はあの年齢でいまだに戦力として活躍している。石井GMから(そろそろコーチはどう?といった)「肩たたき」があったという話も一切聞こえてきませんでしたし...。ボールはまだまだ行ける、生きている(質が高い)証ですね。高梨はそういう本質的なところをしっかり観察できていたのだろうと、これはあくまで想像なんですが、そう思いました。
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来シーズンの高梨雄平に期待
最近の高梨雄平に対する私の正直な印象は、「ルーキーイヤーがピークでそれ以降はやや落ち目」というものでした。特にワンポイントで出てきて四球で歩かせただけで降板というシーンを何度か見せられたときには「早くも限界に来ているかな…」と思ったものです。

同じルーキーイヤーにブレイクした森原が安定感と信頼を増す中で、ちょっと置いて行かれた感があったのですが、今シーズンのリハビリ経験とその後の実戦復帰でつかんだ手応えが来シーズンにどう生きていくのか。高梨雄平、ちょっと楽しみになってきましたw。
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