金森理論
辰己のトレーニングの話題。
いくつかのスポーツ新聞サイトが取り上げていました。例えば、「ゴムチューブ」によるユニークなトレーニングであることとか、「打撃フォームの改造」に取り組んでいることとか。注目するポイントはそれぞれです。
でも、このニュースのポイントはやはり「金森理論」というところではないでしょうか。
その切り口で取り上げていたのは「スポニチ」さんでした。
www.sponichi.co.jp
辰己が取り組みを始めたのは昨年の秋季キャンプからなんですね。本当であれば、今頃はその効果がボチボチ見え始めていた時期だったと思います。
「オッ、今シーズンの辰己はバットがコンパクトに振れているね」みたいな。
さて、その「金森理論」。上の記事中の説明を引用しておきます。
ふすまを閉めるように腕を畳んで両脇を締めながら、球を引きつけて腰を回転させる打法
ロッテの井口監督もこれにより才能を開花させたとあります。
ダイエーホークスのときですよね。このブログでも前に書いたことがありました。こちら↓
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銀次と島内の場合
銀次は昨シーズン、久々に打率3割を超えました。これも金森効果というところでしょうか。銀次がそれまで築いてきた「引き出し」に金森理論が加わった成果だと思いたい。
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また、島内も昨シーズンにその効果が現れた一人でした。
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辰己の場合
で、今度は辰己です。オープン戦での打率は2割くらいでしたから、秋季キャンプからの取り組みも、数字だけ見るとまだ効果はこれからという感じですが、辰己自身は「選球眼が良くなり、球を捉える確率も上がっているし、飛距離も出ている」という感触のようです。
実戦での修正を加えつつ、さぁ、開幕では「効果発揮」と行きたかったところですが、残念ながら今シーズンの開幕はぜんぜん目処が立ちません。今はイメージ練習だけで実戦で試せないところが辛いところですね。
開幕延期の期間をうまく使ってフォーム改造を定着させてほしい、...と思いながら冒頭の記事を読んでました。
渡辺佳明の場合
ということで、渡辺佳明はサブローFDのアドバイスもあって青木スイングに取り組んでいます。この2人の取り組みがどんな風に開花するか、とても楽しみですね。
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