わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

互いにあと一本が出ず。まさに3位と4位のゲームという攻防でした...。

  • F4-4E

どちらのチームもあと一本が出ませんでしたね。この接戦を落としていたら、やはり日ハムの方が地力は上か、とガッカリするところでしたが、攻撃陣がよく同点に追いつき、リリーフ陣がよく投げ抜きました。
昨日のゲームではイーグルスが13安打1エラーに対し、ファイターズは12安打でした。数字だけ見てもいい勝負だったのが分かります。現在パ・リーグの3位と4位という順位ですが、実力はまさに均衡している状態です。
前日のゲームでは完敗でしたが、あれは先発が有原に対して菅原でしたから、先発の実力差がそのまま出てしまったゲームということでしょう。
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田中カズキがややブレーキ、渡邊佳明の勝負強さも一休みという感じ

田中カズキと得点圏打率5割超えの渡邊佳明のところにチャンスで何度か打順が回ってきていましたが、いずれも得点にできませんでした。今のイーグルスで期待できる打席となると、茂木か銀次の打席くらいでしょうか。
和田恋が3安打で、内1本が打点につながりました。結果が出始めて落ち着いてゲームに入れているのかもしれません。
下水流はもはや戦力と言えるのかどうか...。そろそろ入れ替えを検討すべき時期です。

石橋はゲームを壊さなかっただけ先発としての役割は果たしていた

先発の石橋は初回から3失点でしたが、これは相手の打者が上手かっただけ。石橋自体は自分のピッチングをしていたので、いずれは挽回できるだろうと見ていました。

石橋の昨日の投球内容です。

投球回 打者 球数 被安打 四死球 失点
石橋 4 1/3 22 86 9 2 4

ちょっと打たれすぎじゃないの?、と言われてしまいそうですが、自滅ではありませんでした。追い込んでからのピッチングに課題はあるものの、全球決め球のような汲々としたピッチングは修正されつつあります。
石橋の場合はテクニカルな修正で対応可能だという点で前日の菅原の場合とは違います。

ピンチをゲッツーで切り抜けるシーンも何度かありました。序盤の3点差を追いつけたのも石橋がゲームを壊さなかった証だと思いました。ま、先発として5回までは投げてほしかったところですが、5回裏、大田、近藤と連打され清宮を四球で歩かせ満塁としたところでハーマンにスイッチしました。
ランナーを背負ってのハーマンもかなり心配なチョイスでしたが、渡邊諒がボール球を振ってハーマンを助けてくれました。まさに結果オーライというやつです。
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楽天の選手は主力選手の多くがバント下手くそです。ハムとの大きな違いです。

5回表、先頭の茂木が出塁し、次の島内がバントを2度失敗、ヒッティングに切り替えたらショートゴロでゲッツーというシーンがありました。公文の独特の球筋に苦労するのは目に見えてました。あそこはバントを選択した時点で最後までバント(3バント)でしょう。でなければ、最初からヒッティングで行くべきでした。...とまあ、これは結果論ですけどね...w。
ただ、2回バント失敗でヒッティングに切り替えという作戦もほとんど運任せという感じで、平石流です。10回裏に清宮に代打を出しバントさせた栗山流とは比較してはダメですかw...。栗山流は3バントのように見えましたが、結果はデッドボールでした。

浅村が心配

7回表、浅村の2ランで同点に追いつきました。いくら不調であっても結果を出すあたりはさすがに浅村です。
しかし、ここのところの無安打と三振の多さはやはり普通ではありませんね。疲労も今がピーク。ただ、存在自体が戦力という選手ですから、簡単に外せないところが悩ましいです。

辛島を簡単に使い過ぎ

辛島は昨日のゲームでも最後を投げさせ、その前日のゲームでも3番手で1 1/3を投げました。昨日のゲームは分かります。しかし前日のゲームで使う必要があったのか...。便利に使いすぎないかと心配になります。菅原のマウンドを見ていると、辛島の先発の目は完全には消せないように思います。辛島のコンデション管理と起用方法はレース終盤の大きなポイントになるような気がします。
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