わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

辛島のリリーフ起用継続の記事を読んで...

昨日のブログからの続きのような内容です。
www.washilog.com

辛島のリリーフ起用を当面継続のニュースを読んでの感想など。
www.nikkansports.com

辛島は「言われたところで投げるのが仕事」とコメントしているようなので、自分なりに整理はついているのだろう思います。それから平石監督が直接コメントしているわけではないので、実際の起用を見てみないと分からないというところでもあります。ただ、今のブルペンの状態を見ていると、その可能性はかなり高いと思います。要するに...

  • 弓削、菅原といった先発のコマが出てきた。
  • 左キラー高梨の離脱

という状況の中で、

先発としての辛島の代わりはいるが、リリーフとしての辛島の代わりはいない

そういうことでしょう。

もっといえば、例えば弓削(菅原でもいい)は先発・辛島の代わりはできるが、リリーフ・辛島の代わりができない、そういうことです。
リリーフからスタートした菅原は別として、弓削についてはリリーフをやらせてもいないのに「やれない」と決めつけるのはどうかという意見もアリそうですが、辛島よりも安定した(信頼できる)リリーフ結果が残せるかとなるとそれは間違いなく「ノー」でしょう。
リリーフともなると6回から8回に先発投手が作ったピンチの場面に途中から出ていって相手の主力バッターと対戦するということが出てきます。前回の辛島と森との対戦などがそうです。
あの場面では方法はなんでもいいんです、得点さえ許さなければ...。逆に言えばどんな凄いボールを投げても失点したらお終い、そういう緊迫した場面でいつもどおりに淡々と自分のピッチングができるかどうか。これには相当タフな精神力と図太さ、経験や投球術が求められます。加えて、ピンチの展開はいつ訪れるか分からない、そんないつ来るか分からないスクランブル要請にも対応できる調整力(順応力)が必要です。
これらを弓削や菅原に期待するのは酷というものです。

現在7勝でチームトップの勝ち星を稼いでいる辛島ですが、彼をリリーフに回すとすれば、それは「辛島というリリーフの駒」が優勝するのに必要だからということでしょう。先発として辛島よりも弓削が優れているからという理由ではないということを今更ではありますが、書いておこうと思いましたw。