わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

菅原秀は「粘りのピッチング」もいいのだけれど、たまには「あっさりナイスピッチング」も見たいものです。相手先発の山本由伸が登板回避となったゲームでしたが勝てませんでした...

どっちが上位チームか分からないようなゲーム内容...

予告先発は2017ドラ4同士の対戦でしたが...

  • E4-8Bs

予告先発の菅原秀と山本由伸はどちらも2017ドラフトで4位指名された投手同士でした。ドラ4対決を楽しみにしていたのですが、山本は急遽脇腹痛で登板回避、代わりに山崎福也が登板しました。
山本から山崎への変更ですからこれはかなりのアドバンテージをいただいたわけですが、ゲーム展開は無残なものでしたね。とても最下位のチームを相手にしているようには見えませんでした。

ロッテとオリックスにだけ負け越しているんだよなあ...

どっちが上位チームか分からないようなゲーム内容なのはロッテのときと一緒ですね。チーム別の対戦成績を確認してみたら上位チームのソフトバンク、日ハム、西武には勝ち越しているのに、なぜか下位チームのロッテとオリックスの2チームには負け越していました。

  • ロッテ:6勝10敗2分け
  • オリックス:8勝10敗1分け(昨日の負けを入れて)

のようです。
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先発菅原は6回途中2失点で降板

相変わらず良いんだか悪いんだか分からない、進歩のない菅原のピッチング

菅原は5回0/3を4安打3四死球2失点で降板しました。ゲーム後に「コントロールに苦しみましたが、粘ることはできていたかなと思います」とコメントしていたようだけど、ぜんぜん分かっていないよ、スガハラくん...。
粘るのは勝手だけど、一人相撲のピッチングをなんとかしないと。前の登板のときのブログにも書きましたが、ピッチャーの一人相撲は野手の攻撃のリズムを悪くします。勝てないピッチャーのパターンですね。

なんでストライク先行にならないの?

制球の悪いピッチャーに「なんでストライクが入らない?」は愚問かもしれません。でも、制球の悪さがコーナーを狙い過ぎてのことだとしたら改善の余地はあります。
今回もそうでしたが、ボール先行で自分で自分の首を絞めるような窮屈なピッチングになっていました。いつもバッターカウントでバッターと対峙している状況は実に勿体無い。バッターが振り負けるくらいの球威があるのですから、もっと楽にストライクを取りに行ってもいいはずです。
ときどきフルカウントから決め球が大きく外れるシーンがあります。あれは見ている側の気持ちを大きく落胆させる。「あれじゃあ振らないよ、まったく...。」ってな感じ。バックを守る野手のストレスも半端ないと思います。
前回登板のときは毎回のように先頭打者を塁に出して苦しいピッチングでした。今回はボール先行で苦しいピッチング。常に厳しい状況でバッターと勝負している。あっちを叩けばこっちが出てくる、まるでモグラ叩きのようです。粘りのピッチングも毎回だと疲れますw。
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リリーフピッチャーの選択が明暗を分けました

久保の連投はさすがに厳しい

6回表、1点差にされてなお0アウト1塁という場面で先発・菅原の後を受けたのは久保裕也39歳でした。かなり厳しい場面だったので、久保のタフなメンタルと豊富な経験に頼りたかった気持ちも分かりますが、いかんせん年齢が年齢です。
ここ数試合、一日おきではありましたが久保は連投していました。しかもこの猛暑。体力的にどれだけ過酷な登板であったか、同い年の平石監督には察してほしかったところですw。
0アウト1塁からのスタートなので神経質なハーマンでは厳しい。やはりあそこはブセニッツで行きたかった。で、7回ハーマン、8回森原、9回松井でしょうか。結局、この回だけで5失点となり久保が負け投手になりました。

田中カズキにようやく1号が飛び出しました

しかも右打席でしたぁ

昨日のゲームではこれが唯一の希望の光でしたね。田中にホームランです。しかも右打席でのホームラン。
左手首の骨折で離脱していたので復帰後も左手首への負担の少ない左打席が中心の打席が続いていました。今回の右打席での一発は本人にとっても完全復活のキッカケと自信になったのでないでしょうか。大きな戦力がようやく帰ってきたという感じがしました。

ブラッシュは迷路に入ったままです...

ブラッシュだけは迷路に入ってしまったようになっています。見逃しも多くなっているし、スイングも中途半端。
あと和田恋にもそろそろ一本ほしいかな。一本出れば堰き止められていた水も流れだすような気がしますw。