先発の差
- B6−1E
第2戦が良かっただけに、第3戦は、正直、残念なゲームだった。頑張っている選手には申し訳ない言い方になるが、1軍と2軍のゲームを観ている印象さえあった。
変わったのは先発ピッチャーだけで、野手は大きく変わっていない。なので、この印象がどこから来るかとなると、やはり先発ピッチャーの差なんだろう。
ゲームメイク
先発ピッチャーは「ゲームを作る」という言い方をよくされるけれど、これにはたぶん、攻守にわたるチームの勢いだったり、ねばりだったり、幸運だったり、そういうもろもろを含んでいる。
弓削の場合
そういう意味でも、弓削のピッチングは物足りないものだった。どう物足りなかったか?
そう、石井監督がカード初戦の則本に向けたコメントで「ファイティングポーズをとってほしかった」みたいなフレーズがあった。このフレーズをそっくり弓削にも送りたい。
弓削の場合は、あのデカい身体からくる勝手な先入観も影響している。もっと相手を圧倒してほしい、そんな勝手な思い込みが働いてしまうに違いない。というか、あのデカい身体を生かしきれていない、そこの残念さがある...。
辛島と弓削の違い
そんな弓削の立ち上がり。初回は無難に立ち上がったが、2回に先制された。しかも2失点だ。そして4回にも2失点...。
まるでボデーブローのように効いてくる失点パターンで、チームの戦闘意識はダダ下がり、そんな展開に見えた。弓削は、5回1アウト1、2塁のピンチを作ってマウンドを降りた。
こうなるともはや勝ち目はない。
前日のゲームだって、相手のエース山本に8回無失点に抑えられていた。けど、諦める雰囲気はなかった(空気にはならなかった)。
昨日のブログにも書いたように、辛島がそういう雰囲気(空気)を作っていたからだ。そこだな、弓削と辛島の違いは。
コロナ禍
瀧中がコロナ離脱するという一種のアクシデントなのでやむを得なかったが、代役の弓削は先発として1軍のレベルにないことはわかった。
しかし、代役候補の中で弓削が一番出来が良かったのだとすれば、これからの代役選考はかなり難航しそうである。などと、悠長なことは言っていられない。瀧中に続いて藤井もコロナ離脱した。
藤井の代わりはだれになるのか。無責任な思いつきで言わせてもらうならば、宮森でもいいんじゃないか、という気がしている。
●●マジック
1軍レベルにないといえば、攻撃陣では伊藤裕季也に結果がまだ出ていない。移籍してまだ2戦め、ということもあるが、今のところはこれまでの「右の大砲候補」たちとの違いが見えてきていない。ラッキーな当たりがキッカケになることもある。しかし、そういう運も「持っている」選手と「持ってない」選手がいるわけで、さて、伊藤はどっちなんだろう。
備忘録
はてなブログのテーマを変更した。今回は「Minimal Green」というテーマ。白と緑を基調としたシンプルなデザインが気に入った。タイトル文字がやや大きめだったので、そこだけ小さくカスタマイズ。