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ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

セ・リーグにも良いピッチャーが多いよね。今永昇太は聞きしに勝る好投手だった...

今永昇太は聞きしに勝る好投手だった...

  • B3-2E

交流戦最後のカードはベイスターズ戦。初戦の相手・先発は「ハマのエース」今永だった。今シーズン既に7勝を上げていて、Gの菅野、Dの柳らと並ぶセ・リーグの勝ち頭である。

セ・リーグ音痴の私でも今永の名前は知っていた。たしか森雄大が昨年の自主トレで弟子入りしたのが今永だった。森雄大も身体能力的には十分に今永と張り合える投手なんだが、ピッチングはそれだけじゃないから...。
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それにしても今永は聞きしに勝る好投手だった。150キロ前後のスピードボールを制球良く投げ込んでくるし、変化球も多彩ときている。速いボールというよりは、「強い」ボールという印象だった。低めにズドーンと決まるストレートはちょっと手が出ない感じ。7イニングで12個も三振を取られていたことでもイーグルスの各バッターがキリキリ舞いさせられていたのがよく分かる。今永からよく2点も取れたと思うよ、真面目にw。

辛島は良いんだか悪いんだかよく分からん...

一方のイーグルス先発・辛島は「脱嶋」のかかった大事なマウンドだったけど、「良いんだか悪いんだか」よく分からないピッチングだった。結局5回2/3を2失点でまとめたのは彼らしいと言えば彼らしいのだが、なんともピリッとしない内容だった。

「良いんだか悪いんだかよくわからない」というのは、例えば筒香を4打席連続で三振に討ち取ったようなピッチングを見せたかと思うと打率1割台の2番・桑原をストレートの四球で歩かせてみたり...みたいなところを見ての感想である。ムラがあり過ぎるピッチングで今ひとつチームが乗って行きづらい(独り相撲の)ピッチングだったように思う。

「脱嶋」はお預けか…

先発マスクは前回の辛島のときと同じルーキー太田光。辛島を上手くリードしていたようにも見えたけど、(辛島には)まだどこかしっくり来ていないような感じもあって、辛島の脱嶋は今のところ本物かどうか不明だ。

それでも辛島がマウンドで首を振る回数は減ってきた。相変わらずのポーカーフェイスで辛島の太田評は読めないけれど、太田とのバッテリーにも慣れてきた印象はある。
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そんな辛島もゲーム自体は壊していない。最後のイニングこそベテラン久保の力を借りてしまったが、6回2失点は一応ゲームを作った形だ。

最後はブセニッツでサヨナラ負け

相手のリリーフ陣も今永に負けず劣らず良かった。こっちも勝利の方程式とまでは行かなかったが、森原→ブセニッツと投入したわけだから、勝ちに行く継投だった。

しかも打たれたのはブセニッツ。ここは潔く力負けを認めざるをえないだろうな。

さいごに

交流戦の優勝はどうやらG、L、H、Eの4チームに絞られた。4チームのうち、GとHが直接対決のつぶしあいだったが、Hが底力を見せて初戦を勝利。交流戦首位の座をしっかり守った。なぜかHは交流戦で安定した強さを発揮する。日本シリーズを多く経験しているせいだろうか。

さて、イーグルスは苦手交流戦をここまでよく戦っている。交流戦が始まったばかりのときに「(交流戦を)一気に乗り切りたい」と書いたが、最後のカードを残すところまで来て、「できれば(交流戦で)優勝したい」と欲が出てきている。

星勘定は苦手なのでこれ以上は書かないが、こうなったらGを密かに応援しつつ、Bとの残りのゲームと最後に残ったC戦を全力で応援しようと思う。