田中の右打席
田中(和基)が右打席をステップ打法に戻すってよ...みたいなw。
昨シーズンは新人王を獲得するくらい活躍したわけですが、左右の打席ごとの成績はというと...、
- 左:打率2割8分、11本塁打
- 右:打率2割2分3厘、7本塁打
田中自身もそうだけど、チームとしても「田中の右打席」をもう少しどうにかしたかったんでしょうね。
田中が浅村と同じ班になって気づいたこと
で、この記事
楽天田中が右打席強化へ浅村観察「意識が変わった」 - プロ野球 : 日刊スポーツ
新人王の課題は右打席、ということで平石監督はキャンプでの田中の班を浅村と同じにしたようですが、効果はすぐに出ました。
さすがにクレバーな田中、浅村と並んでロングティーをしたことで、あることにすぐに気づきました。
田中のコメントです。
「僕は上半身の力で振り回して、足場がグチャグチャ。浅村さんは、右足、最初に左足が置いてあるところ、踏み込んだ左足、ときれいに3つしか跡がついていない。常に足の使い方が一緒。僕の中でロングティーの意識が変わりました」
この記事を読んだとき、私はこんなことを考えてしまいました。
楽天にはこれまで「(田中にそのことを)気づかせることのできる先輩選手はいなかったのか...」と。
いなかったんですね、きっと。
イーグルスでは実績のある島内や銀次もどっちも左だし、右だと今江ということになるけど、浅村ほどの極端な現象にはなっていなかったと思われます。
見る側である田中の成長ということもあるでしょうね。それまでの田中だったら気づいていなかったというような面があるような気がします。
浅村の実績が気付かせたという面も否めないし。実績があるから、ひとつひとつのことが意味のあることに思えてくる、というのもあるね。
ノーステップ打法の左右の違いについて
昨夜のNHKのローカル番組に田中が出ていましたが、ノーステップ打法の左右の違いについて、
- 左打席だと下半身からバットを振りに行けてるが、
右投げということが影響しているせいか...、
- 右打席だと上半身で振りに行ってしまう.
...みたいな解説をしていましたね。
右打席の悪いクセもステップ打法にすれば下半身から入っていけるということらしいです。
さいごに
田中の右打席は浅村を参考にしたステップ打法でガッチリ...、と行きたいところです。
生きた手本がすぐ近くにいることのなんとすばらしいことか....。
田中の右打席が開花すれば、浅村の移籍効果は彼一人の戦力にとどまりませんね。波及効果が半端ない。...くらいに他の選手たちにも影響を与えて欲しいものです。
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