わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

主砲はホームラン打たなすぎ、エースはホームラン打たれすぎ

E1−9T

浅村

お前が決めろ

まずは思ったことを最初に。
浅村の「復活宣言」はいったいなんだったのか。チャンスメイクもできなければ、チャンスに「俺が還してやる」という気概も感じられない。打席では初球の絶好球をあっさり見逃し、追い込まれて難しい球を打たされている、もしくは手が出ないパターン。四球で出塁する展開は多い。4番の島内につなぐバッティングはチームバッティングといえば聞こえはいいが、私は「(浅村よ、)お前が決めろ」と言いたい。島内に「あとはお願い…」と1塁へ逃げていくように見えるのは穿った見方だろうか。島内は浅村の尻拭いを辛抱強くよくやっている。その結果が打点リーグ1位である。

田中

ボール判定

先発の田中はまたもや勝てなかった。4回までは一人もランナーを出さない完璧なピッチングだったが、4回表の2アウトランナーなしで迎えた3番マルテの四球判定に「気落ちした」ところで流れが変わった(ように、傍からは見えた)。次の大山に2ランを打たれたのはそのせいだろう...と。
ゲーム後の田中は「投げミスではなかった」とコメントしていたようだ。前日の涌井に対する石井コメントを意識していたのかもしれない。

気持ち

しかし、田中にしては珍しく「気持ち」を切り替えられなかったことが大山の2ランに展開したのは間違いないだろう。次の佐藤輝に許したヒットも同様である。仮に球種や配球の選択にミスはなかったとしても、マルテの「ボール判定(四球)」が集中力、(バッターとの)間合いといったところにまったく影響していなかったとは思えない。
マルテのさいごのボール、見送り三振と思った田中はマウンドを降りかけたが、ボール判定だった。天を仰ぐ田中、それだけ完璧に投げ込んだボールだったということだが、主審の判定が勝敗を分けたゲームになってしまった。というか、(田中が)してしまった…。

佐藤輝にアッパレ

4回裏には島内の10号ソロで1点返すが、6回表には田中が「警戒するバッター」にあげていた佐藤輝に最悪の一発を献上、追加点を許した。この一発についても「投げミスはなかった」とあとで田中がコメントしていたが、こっちはそのとおりかもしれない。佐藤輝にアッパレ。
いずれこれで2点ビハインド、田中は7回3失点で降板した。援護が無かったのはいつもと変わらないが、援護を引き出せない流れ(空気)にしているのもあるな。レジェンド過ぎて...。
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内間

9回表、ここまでいいアピールが出来ていた内間が登板。今回は、勝ちパターンではないが勝ちパターンにするためには逆に1点もやれない展開であった。で、そのプレッシャーに結果的に勝てなかった。これまで順調にアピールできていたことが逆にプレッシャーになってしまったか。できれば開き直って欲しかった。何事も経験。またやり直しである...。

早川さま

涌井と田中の両方で落としたのは今回が3回め*1。こういう展開で3連敗を阻止するのはいつも早川である。今回もそのようにお願いします、早川さま...。

*1:5月7日からの3連戦、5月14日からの3連戦、今回の3連戦で3回め