わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

一時20あった借金が今や14、BIGBOSS効果が出始めた日ハムと、貯金18がいつの間にか1、石井効果が薄れてきた楽天と、この段階で評価するのはまだ早いのか?

  • F6−0E

5連敗...。エース則本でも止められず、チームの勝ち頭である岸でも止まらず。もう、先発がだれかなんてほとんど関係なさそう。チーム自体が勝ち方を忘れたかのようだ。楽天ベンチに漂っている空気が重い。テレビの前とはいえ、その重苦しい空気に観戦しているこっちまで苦しくなってくる...。

安打数はほとんど変わらず(F8、E7)。前日なんか逆にうちの方が多かった(F6、E8)。ただ、毎度のことながら、ホームランに泣かされるパターン。カード初戦の則本は先制した直後に3ランで逆転されたし、昨日の岸もスクイズで先制されたあとに2ランでダメ押しされた。最下位の日ハムに、いいようにやられてしまった感じだ。

悲しいというか、悔しいというか、羨ましいというか...。なんとも複雑な心境になるのは、日ハムの若い選手たちがどんどん成長しているように見えたことだ。いや、間違いなく成長している。たくましくなっている。日ハムの選手たちが輝いて見えるのは、単に勝ったチームだからというだけではあるまい。

それに比べて、我がイーグルス。若い選手を起用しつつ、ただ、どうしてもベテラン中心が基本路線でそろそろ疲れが見え隠れしているのは否めない。ちなみに、昨日のスタメン、日ハムは30代が木村だけ、あの近藤でさえうちの茂木と同じ28歳だ。で、うちはというは、20代が茂木、小深田、辰己の3人だけで残りは全部30代...。

豪華なベテランを並べ、前半戦はうまく回っていたかに見えたけど、18あった貯金も昨日のゲーム後にはたったの1まで減ってしまった。日ハムとは、もともとチーム作りの方針に違いがあるのは分かる。どっちが正しいとは言えないが、どっちが楽しみ、どっちを応援したくなるか、となると、ううう...悩ましい選択になってきたな。

昨日も鈴木ソラが8回に出てきて、既定路線のように3失点。登板間隔が空いたのと、とりあえず8回無失点を体験させたかったというのがあったかもしれない。ただ、結果が出ない。日ハムの若い選手たちとは真逆にどんどん自信を喪失している若手の代表格のように見えた。
一方で鈴木ソラを一本立ちさせたいというベンチの意思は感じる。ストレート中心の配球は良かった、炭谷がマスクをかぶっていたからだろう。失点したあと、なにか開き直りに似た感覚も出てきたように見えたのは希望的観測か。あれが「吹っ切れた感覚」であってほしい。次は勝ちゲームで使ってほしい。イーグルスにも若い選手が育っているぞというところ見せてほしい。

まだ、折り返し地点をちょっとだけ過ぎたあたり。チームとして最後に笑うのはどっち?、評価はこれからだ。ただ、現状、助っ人も機能していないし、若い先発も出てきていない、新しい顔が出てきたかと思うとすぐに消えていく、というか使わないうちにいなくなっている、ようするに定着していない(させていない)、これも事実。そして、これらの状況はここ何シーズンかずっと繰り返していることなんだ。だから先がなんとなく見えている。

今シーズンこそは違う後半戦が待っているのか、もし、待っていたら、そのときは「石井マジック」と呼びたいw。