またもや1点差負け。野村監督いわく、「強いチームは僅差で勝ち、負けるときは大敗。弱いチームはその逆…」と。
まさに一昨日、昨日とイーグルスは「逆の弱いチーム」でした。これで4連敗、今シーズンの指定席である最下位に逆戻り。なんか落ち着くねw。
E0−1L
さすが辛島
先発の辛島はさすがでした。初回に失点せずに立ち上がりました。…と、まるで特別なことのように書きたくなる、それが今のイーグルスです。先発が無失点で立ち上がる、これが普通にできるイメージを持っているのは田中将大、岸、今日の早川、そして昨日の辛島くらいでしょうか。則本も最近はだいぶ落ち着いた立ち上がりを見せていましたが、周囲がそこを意識させる(注目する)状況になってくるとすぐにボロが出てしまいます。
見切りが早すぎじゃね...?
その辛島は、6回途中、1アウト1、2塁でマキノンを迎えたところで安楽にスイッチされました。71球1失点という内容でしたが、連打されたとはいえ、球数的にもまだ代えるタイミングではなかったように思います。
昨日のゲームで気になったのはそこだけ。
最小失点で終盤に持ち込まないと髙橋光成相手では厳しいという判断だったのでしょう。思いついたらすぐにやる、石井監督の「瞬発力」です。
しかし、これまでの采配を見ていても、石井監督は先発の見切りが早すぎます。この監督の下では先発陣は体力温存できますが、リリーフ陣は登板過多でつぶされてしまいそう。
活躍した若い投手が翌シーズンに決まって調子を落としているのは、決して選手のせいばかりではないように見えます。
代わった安楽は、1アウト満塁とピンチになりますが、なんとか無失点で切り抜けます。結果オーライというやつです。あの場面、ゲームの流れ、石井監督には辛島が切り抜けるイメージが無かったのでしょう。
中6日から10日のピッチャーを短いイニングで諦める(見切る)起用が続いています。ピッチャー出身の監督ならでは、なのか、ピッチャー出身の監督なのに、なのか。小山コーチではブレーキにならない感じです。