わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

敗戦でしたが、大内の好投で救われました。

  • G2−0E

高卒2年め投手、大内の初登板でした。前評判が高かった記憶もなく、なんかいきなり出てきた印象でしたが、その分、すごく楽しみにしていました。どんなピッチングをするんだろう。荘司の代役に指名されるくらいのピッチング。

楽天の若い投手って、ポテンシャルはそれなりに高いけど、緊張しいの自滅型が多い印象です。

大内くんも2軍では良くても1軍の、しかも初登板となったら四球連発で自滅する可能性大だな…。楽しみにはしつつも、過度の期待は禁物と言い聞かせての観戦でしたw。

期待?は見事に裏切られました。「嬉しい誤算」でしたねw。

初回の先頭を四球で歩かせたときは「始まったぞ...」と覚悟しましたが、あとは3つ順調にアウトを重ね無失点で立ち上がりました。

4回61球1安打無失点、四球は2つでした。カーブ、チェンジアップの制球がよかったですね。緩いボールでカウントを整えられたところをみると、案外、気持ちは太い投手なんでしょう。

「行ったかドームラン」みたいな当たりも外野フライでした。タイミングを微妙にはずしていたか、もしくは彼特有の球質のせいかもしれません。強みになりそう。

こうなったら連勝といきたかったところですが、相手は防御率リーグ1位のグリフィン、尻上がりによくなって攻略は厳しくなっていきました。

こっちは5回から継投に入りますが、3番手の藤平が6回裏、2アウトランナーなしからまさかの連続ホームランで2失点。これ以上ない省エネ失点で勝敗を決めてしまいました。

藤平は投球のリズムが単調でしたね。少し前には投球フォームの間(ま)にも工夫があったと思いますが、ここ何試合かはそれがありません。

自分のボールを信じて全力で投げ込む。その姿勢はいいのですが、リズムが単調すぎます。

同じ球種を続けるオオタ配球も橋上コンピュータに読まれていたかw。1、2、カーン、1、2、カーンという感じでした。

前回のクローザー登板では2アウトからベテラン投手に助け舟を出してもらい、昨日のリリーフ登板では高卒2年目投手が初登板で作ってきた無失点ゲームを中盤でぶち壊しました。

藤平がどん底です。則本がよくなってきたと思ったら今度は藤平です。ただ、全員が悪くはならない。これは不幸中の幸いと考えたほうがいいのかなw。

大内の好投は明るい材料です。できれば勝ちたかった。昨日は「捨てゲーム」と言っておきながらこれです。欲張りですねw。