- Ｍ５-６Ｅ
２回にフランコと辰己の２本のソロで２点先制、４回にはゴンザレスのソロで追加点、そして６回には堀内の２ランまで飛び出しました。ホームラン４本で５得点。楽天らしくないホームラン攻勢で、カード３ゲーム中、一番楽に勝てそうな展開で終盤に入りましたが、それが油断を招いてしまったようですw。
４点リードの７回裏に投入したのが渡辺翔太。今季は勝ちゲームを安心して任せられるほどの安定感はありませんが、４点リードなら大丈夫だろうとたかを括ってしまったのが誤算でした。先頭をあたり損ないのサードゴロで出塁させると四球とヒットが絡んで２アウト満塁のピンチに。こうなるとあと１つのアウトも託せない。三木監督は打順がトップに還るところで鍛冶屋にスイッチしました。前日の鈴木ソラの回跨ぎが響いてきましたね。そこから押し出しとタイムリーでたちまち同点に。勝ち越されなかったところがせめてもの救いという継投になりました。
８回の西口は淡々無失点で役目を果たし、いよいよ最終回。楽天は打順が良かった。中島の２ベースを宗山、村林のコンビが勝ち越しにつなげました。
そしてクローザーは３連投の則本を回避、藤平に託すと見事期待に応え３人でピシャリと抑えました。余談になりますが、最後のバッター寺地がソフトバンクの近藤に見えて不気味でした。感想までw。
ということで、勝利投手はセットアッパーの西口でした（これはこれで悪くはないのですが...）。通常の継投なら先発の荘司に勝ちがついていたところです。というか、できれば荘司に勝ちをつけたかった。それくらいのナイスピッチングでした。
登板間隔が空いていたので100球を上限にしていたのでしょう。６回途中、97球３安打９三振１失点という内容でした。圧巻は４回裏、０アウト１、３塁というピンチを３者連続三振で切り抜けました。皆が認める本来のポテンシャルが全開のピッチングだったと思います。あとはこの出力を安定的に出せるかどうか。次の登板に注目です。
