- B5−12E
個人的にヒロインは鈴木大地だな
ヒロインは先発の藤井でした。7回94球8安打4失点で早川と並ぶチームトップの7勝め。今江監督は「今季で一番よかった」とベタ褒めだったようですが、けっこう打たれていた印象です。
前日の岸でさえ6回もたなかった猛暑という悪コンディションの中、7回を投げきったことが評価されたのかもしれません。けど、岸はもういい年齢なのでw。
個人的なヒロインを指名させてもらえるなら、わたしは鈴木大地を推します。初回に大地が放った3ラン、あれがゲームの流れをこっちに持ってきました。2回、3回と2点ずつ追加できたのも、大地の3ランが作った流れがあればこそです。
7回の浅村のホームランも大きかった
2回裏、マスター阿部のレフトフライ落球エラーで、やや流れが悪くなる展開もありましたが、7回表に浅村のホームランが飛び出し、流れを戻します。
流れを戻した7回裏のイニングを3人でピシャリと抑えたところは「さすが藤井」というところでしょう。このイニングでの印象が今江監督にあのコメントを言わせたのかもしれません。
序盤に8点の援護があっても7回4失点。それでも「今季最高のピッチング」と監督に言わせました。つまり、援護点はどれだけ大量にあってもピッチャーにとっては「だからなんだ」ということなのでしょう。逆に難しくする原因だったりする。
小孫が越えるべき壁
大量援護がピッチャーの立場を逆に難しくする。9回裏にマウンドへ送られた小孫がたった2球で危険球退場となったことがそれだったような気がします。
「勝って当たり前」という状況の中で投げることは逆にストレスになる場合がある。そういうピッチャーもいるということですね。小孫はたしかドラ2のピッチャーですが、投手にとって致命的なアキレス腱が見えたようで心配です。ま、前日のゲームでターリーがふらふらになっても投げさせてもらえなかったところをみると、ベンチ情報には織り込み済みなのでしょう。