わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

佐々木朗希に勝って3連勝...っと。




 楽天TVでオープン戦。相手はzozoマリンのロッテ。マリンの風がいつになく強かったのと、レギュラーシーズンかと見間違うほどの超満員のロッテ応援席にビックリ。ロッテの応援はやむを得ないとして、あの強風だけはなんとかならないか。球場のフラッグや選手のユニホームのバタバタ揺れる音が聞こえてくるようだった。もともと風の強い球場だが、あそこまで強いのは珍しい。「いい練習になるね」と解説は呑気なことを言っていたが、プレイする選手にはしんどいよなあ。選手たちにアンケートをとって「嫌な球場ランキング」を作ったら〈春先の〉楽天モバイルも上位に来そうだが、マリンは確実にベスト3には入るんじゃないかなw。

 さて、ロッテの先発は怪物・佐々木朗希だった。結果を見たから言うわけではないが、楽天にとって佐々木朗希は「怪物」というほどの苦手意識はない。楽天にとっての怪物は開幕でぶつかる埼玉のロン毛の方である。ま、そっちの話はまだ先にとっておく。
 その佐々木朗希だが、楽天は初回に連打を浴びせてたちまち4点先制した。そこまでの苦手意識はないとしても、さすがに佐々木朗希からいきなりの4得点はこっちが驚いた。何か攻略法でも授けたか。今年のバッティングスタッフはけっこう優秀かもしれない。足でかき回す攻撃もあったし、1点差まで詰め寄られてから追加点をあげる攻撃もあった。昨日の攻撃はかなり良かったと思う。黒川とか村林とか、数字だけ見ると心配な選手もちらほらいるが、総じて若手とベテランの活躍のバランスが良いように感じる。
 昨日の攻撃陣で注目したのはセカンドを守っていた辰見。守備でもファインプレーを見せていたし、走塁も見たがけっこうやりそうである。1軍に合流した小郷もここから上げていくだろう。



 先発は内星龍。5回6安打1失点とゲームは作った。あの強風のコンディションの中、慌てず丁寧にゲームメイクしていたのは良かったね。昨日のマリンでゲームメイクできれば、大抵の球場はアジャストできるだろうw。それにロッテの各打者の打ち損じの仕方からすると、かなり強いボールが投げ込めていたのだと思う。イニングの先頭を長打で出塁させるシーンが数回あったが、そのあとのピッチングが落ち着いていた。あれは逆に自信になったのではないかな。安楽の抜けたリリーフ陣の状態によっては、内のリリーフ復帰も捨てきれないな...という見方をしていたけれど、今のところは先発起用の道を着実に進んでいるように見える。
 内からリリーフした松田はさすがにマリンの風に翻弄されてしまったか、2イニング2失点だった。ただ、自滅する展開ではなかったので心配はしていない。内とは反対に松田は先発起用もあるかな、と予想していたが、藤井と昨日の内の状態からすると、やはりリリーフ構想に落ち着くのだろう。
 登板の順序は別として、早川、荘司、瀧中、田中、岸、藤井、内で7人そろう。この次にルーキー古謝だろう。古謝はもう少しやるかと思ったが、ま、このくらいの順番の方が逆に良かったのかもしれない。