わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

魔の金曜日に怪物と化け物が出てきたら勝てるわけがない...w

  • M2−0E

白井球審の気持ちが分かった気になる

怪物・佐々木朗希にほぼ完璧に抑えられたという感じ。7回91球3安打無失点という内容は、もう唸るしかない。(うぅぅ......)前回対戦までは、思った以上に打てていた印象の楽天打線だったが、今回は完全にねじ伏せられた感じである。

憎たらしい

感情的なことを正直に書くと、佐々木朗希のマウンド上の雰囲気はどこか憎たらしいところがあるな。

いつだったか、主審の判定に対して佐々木朗希が不遜な態度をとったというので、主審が「なんだその態度は...」的にマウンドの佐々木朗希の方へ向かって歩いていくのをキャッチャーの松川が止めに入ったという出来事があった。それにプロ野球ファン反応した。「なんだあの主審の態度は...」と不満やら怒りの矛先は主審に向かったのだった。

あのときは私も他人事で、主審の反応なり態度に「大人気ないよな...」くらいの感想を持った程度だったが、いざ、当事者の一方に身を置いて佐々木朗希を観察してみると、たしかに憎たらしいのである。

腹立たしい

あのボールは絶対に思い上がっている。打てるものなら打ってみろ、ほら、ほら...と挑発しているというか、おちょくっているというか、とにかく腹立たしいのである。

三振に討ち取ったあとに、さも当然のような顔つきでマウンドを降りてくる、ピンチの場面を0で切り抜けたときの涼しい顔、派手ではないが、余裕の笑みに見えるから悔しい...。(...とここまで来ると、たんなるジジイの僻みかw。)

ま、いくら感情的になっても打てるようになるものでもない。粘って粘って球数を投げさせ、できるだけ残りイニングのある段階でリリーフ陣を引きずり出して、突破口を開く的な作戦しかないわけだ。ところが、昨日は100球以内で7回を投げさせてしまった。やられた....。

怪物→ベテラン→メジャー

8回、9回と2イニングでチャンスメイク、反撃だぁ...と意気込んだものの、8回の唐川がベテランの味を存分に出したかと思えば、最後のオスナとかいうロッテが6月に獲得したメジャー通算155セーブの外国人ストッパーは強いボールを安定した制球力で際どいコースへビシバシ決めてくる。点差は2点だが、その2点を返せるスキなどまったくなかった、つまり完全に力でねじ伏せられた格好である。力負けだった。

岸もよかった

こっちの先発・岸だってさすがだった。前日までリリーフ陣を連投させていたブルペン事情を知った上でのマウンドだったはず、しかし、それにしっかり応える熱投だったと思う。欲を言えばもう1イニング、つまり7回まで投げてほしかったというのはあるが、ゲーム序盤から血染めのボール(ユニホーム)状態で投げていた。6回100球超えの1失点はとにかく立派である。

やっぱり荻野だったな...

...ソロホームラン。3回裏の先制失点。

佐々木朗希が怪物なら、37歳・荻野貴司は化け物だな。高い出塁率、塁に出れば足がある、チャンスになれば勝負強いし、そうでなくてもパンチ力のあるバッティングでホームランを打つ。あの年齢で高いパフォーマンスをずっと維持している。
リーグ1のトップバッターと書いたことがあったが、そのイメージはまったく変わらない。ロッテに対する苦手意識の半分以上は荻野の存在から来るものだと思う。

なんだかロッテを称賛する内容になってしまった。いかんいかん。

さぁ、今日は田中将大が先発。荻野と中村は要警戒だが、田中にとってはレアードとマーティンのいないことの方が心強いだろう、なんとか連敗は避けたい。