わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

打てるキャッチャー、出てこいやぁー!

 日ハムとのオープン戦(静岡・第2戦)は9−3で快勝。打ちも打ったり、チームの安打数は19だった。静岡の楽天ファンは観ていて楽しいゲーム
だったに違いない。前日のゲームでは消極的な打席で追加点が取れずに引き分けた印象だったが、昨日のゲームではそれとは打って代わり初球からガンガン打って出ていた。そういうテーマを持ってゲームに入っていたのかもしれない。「攻撃は最大の防御なり」選手たちにはこの感覚を忘れないでほしいね。


ピッチャー

 先発は瀧中。初回の立ち上がりは3者凡退と上々だったが、味方が先制した直後の2回に同点にされたところが惜しいなあ。今回の登板では「強いストレート」をテーマに上げていたようだ。瀧中らしくない球速のストレートがけっこうあったから、調整は順調と見ていいだろう。瀧中の149キロは初めてみたw。5回3失点なら、ま、ぎりぎり合格点でいいかな。
 酒居はオープン戦初登板。オフには球速アップのための筋トレなどに取り組んでいたらしい。これも楽天TVで紹介していた酒居情報だ。たしかに見た目が少しガッチリした印象だ。ちょっとロッテの澤村の雰囲気が出てきたかもw。変化球投手といえども速い(強い)ストレートがあってこそその変化球が生きてくる。方向性としてはそうなるか。
 そして鈴木ソラ。前回登板では「マジか!の三者三振」ピッチングを見せていたから注目していたが、相変わらずボールは強いが制球は不安定。先頭をいきなり四球で歩かせた。それでも今江監督のカミナリが落ちた頃に比べたら雰囲気もだいぶ落ち着いてきた。極端なオラオラ感はなかったが、強いボールをゾーンへ投げ込める割合は高くなってきたかな。現役ドラフトの櫻井もどちらかというと鈴木ソラと似たタイプに見える。マウンドでの気持ちの安定感にやや波がありそうだ。
 もう一人の左、ターリーも今のところ毎試合1個以上の四球を出すなどピリッとしないマウンドが続いているが、こっちはおそらく「寒さ」からくる調整不足のせいだろうと楽観的に見ているのだが甘いだろうかw。
 西垣はOK。

バッター

 バッターでは、やや出遅れていたマスターに当たりが出始めたことが収穫だろう。大地や岡島も元気だし、ベテランが若い選手らと張り合えている状況は心強い。
 若い野手も日替わりで目立つ活躍を見せている。内野手と外野手の境界はどんどん低くなり、ゲームに出るためのチケットはグラブではなくバットで獲りに行くしかない状況になっている。小郷はうかうかしていられないな。昨日も書いたが、特に平良がいい。ブレイクしそうな予感ぷんぷんw。

 この流れであえて辛口なことを言わせてもらうなら、キャッチャーがもう少し打たないと。さすがにキャッチャーとの境界までは低くしづらい。キャッチャーが打てるようにならないなら、打てるやつをキャッチャーにするしかないかw。打てるキャッチャー、出てこいやぁー....と叫びたい気分である。安田はまだか。平良のキャッチャーコンバートは現実味がないから、この際、岡島にもう一度マスクかぶってもらうか、マジで...。