わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

いいぞ逆転イーグルス、内星龍が先発で初勝利

  • M1−4E

 先発は前のカードの雨天中止からずれ込んだ内星龍。キャッチャーはこれまで組んでいた石原ではなく太田だった。

 このまま行くと主戦級のほとんどが石原オーダーになりそうな雲行きなので、好き嫌いの言えない若手のときには太田を当てて、石原の休養も確保しつつやりくりする、そういう今江プラン。

 その内は7回99球3安打1失点で先発に転向してからの初勝利を飾った。太田がマスクを被っていたわりには球数が少なかったが、それだけ内の球が強く、中盤になっても衰えなかったということだろう。

 太田らしい球種の偏った配球で、ストレートばかりを続けていたが、そのストレートがいつになく強く押し込めていたのが幸いした。
 太田は「だからストレート中心の配球にしたのだ」と言うかもしれないがw。ゴロアウトはほとんどなし、ボールに圧されたフライアウトばかりだった。



 内も良かったが、向こうの先発・メルセデスがまた良かった。攻撃は6回まで3安打7奪三振に抑えられ無得点で終盤を迎える展開だった。

 それでもチャンスは8回に訪れる。7回まで投げ切った内に初勝利をつけるにはこのイニングに逆転するしかないというタイミングだった。向こうは澤村をマウンドへ送ってきたが、今の楽天に澤村への苦手意識はない。

 その8回表の攻撃、先頭の小深田は三振に倒れるも、次の小郷、村林が連打で1アウト1、2塁とすると、3番浅村がタイムリー2ベースで同点、4番島内もタイムリー3ベースで2点追加したちまち逆転、1−3とした。
 次の大地は討ち取られるも、マスター阿部がタイムリー、1−4と3点リードにした。このときのベンチの様子が映し出されたが、内の満面の笑顔が正直だったw。

 上位でチャンスメイク、3番、4番でポイントゲット、続くベテラン組で追加点。これが楽天の目指す攻撃バターン。ようやく形になりつつあるな。昨日の打順だと小深田に調子が戻ってくれば、下位打線からのチャンスメイクというパターンも加わるし...。

 こうなると、あとはソン→則本の必勝リレー。それぞれ1本ずつヒットは許したが、無失点リレーでゲームセット。これで単独4位になった。借金は2である。