わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

気をつかわない人...



本当に決勝まで行ったね....

仙台育英が決勝へ駒を進めましたね。もともと全国区の実力はあったと思いますが、その期待を裏切らずに勝ち進んでいるところが凄いです。

選手たちはまだ高校生なんですよ、しかも魔物が棲んでると言われる甲子園という大舞台です。前評判が高ければ高いほど、そのとおり勝ち進むのは至難の業。しかし、選手たちの持ってる力をいかんなく発揮させている、これはもう須江マジックと言っていいんじゃないでしょうか。

昨年の夏の甲子園が終わった頃ですよね。仙台育英フィーバーがあって、須江監督フィーバーがあって。「楽天の監督は須江さんがいいんじゃね...」というような冗談とも本気とも取れるファンの声が確かにありましたw。

ま、この手のエピソードは昔からありました。例えば、清原と桑田がいた頃のPL学園阪神タイガースよりも強い、...とまことしやかに言われていたのを覚えていますw。そんなもんです。

キーマン

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この先の攻撃のキーマンはやはりこの人でしょう。島内宏明...。1軍に戻ってからしばらくは代打で出る機会がメインでしたが、いずれスタメンに名前を連ねてくるはずです。ま、逆に言えば、そういう展開になってこないと、ミラクルはないということになります。

2軍での調整が結果的に良かったようですね。独特の味がある島内コメントですが、そのことが伝わってきました。

 「久々に気をつかわない人と触れあった」

「気を使わない人」という表現ですが、最初は〈島内が〉気をつかわなくてもいい人、そういう意味かと思っていました。しかし、記事を読むと、そうではなくて、〈島内に対して気をつかわない人〉という意味なんですね。

気をつかうことからの開放か、気をつかわれることからの開放か

1軍だと監督をはじめ、こちらが気をつかう人が周りに多く存在する、そういう環境から開放されて良かった、そういう意味かと思って読み始めたら、逆でした。

1軍だと島内が気をつかわれる。考えてみると、島内は今やチームの主力選手、1軍でもすでにチームの重鎮であり、周りは自分よりも後輩の選手が多くなってきているのでしょう。
なかなか弱音も吐けないだろうし、逆にしっかり自分が引っ張っていかなければならない、そんな立場なのだと思います。だからこそ周りも島内の不調に対しては相当気をつかっていたのでしょう。

2軍に行ったら、自分が入ったころの主力メンバーだった先輩たちが今は指導者という立場にいて気軽にアドバイスやら声をかけてくれて、それがすごく新鮮で良かった、どうやらそういうことらしいです。

2軍での効果

1軍の周りから気をつかわれる環境から開放されて、2軍では入団当時に主力選手だった先輩たちが自分に気をつかわず、気軽にいろいろと言ってくれる、島内にとっては新鮮であり、ありがたかったのでしょう。

島内にとって2軍での調整はかなり良いリフレッシュの機会になったようです。
もっと早く2軍に行かせていれば‥ということも考えましたが、意外と長く1軍での苦しい時期があったからこそ、直前までの2軍の効果があるのかもしれません。

ま、結果オーライということで。