わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

Youは何度くり返せば気がすむの...



B3✗−2E

荘司康誠

先発の荘司はムラがありすぎ。7月12日の日ハム戦を思い出しました。立ち上がりは完璧で、高身長を生かした角度のある強いボールを低めにビシッ、ビシッと投げ込んでいたかと思えば、次のイニングの下位打線に二者連続の〈ストレートの四球〉で満塁のピンチを作ったり。
まったく意味わからん...。いい加減にせーよ、と言いたくなる気持ちは、ほとんど7月12日のゲームのときと同じで、上にリンクしたブログの文調からもあのときの気持ちが伝わってきます。...というか、思い出しました。あれだけのボールと高いポテンシャルを持ちながら勝ち運に恵まれないのはこういうところだね。ピッチングをもう少し落ち着かせないと。課題がハッキリしているのに、なかなか修正できないのはなぜ?。惜しい。いや、悔しい...。

鈴木翔天

あとは、岡島の勝ち越しホームランで1点リードしたあとの7回裏のマウンドにあがった鈴木ソラです。緊迫した場面であるのはわかりますが、あそこで先頭を四球はもうソラのお約束になりつつある。先頭の四球はピッチャーが自分で自分の首を締めるようなもの。ある意味自爆行為なんだ。で、送りバントでランナーを進められると、これまたお約束どおりにしっかりタイムリーを打たれて、ピッチャー交代。「YOUは何しにマウンドへ...?」という展開はもう見飽きました。

石井監督

監督の使うタイミングというのもあるね。そういう意味では、いい加減選手たちの運転方法を習得してほしいというのはある。最初から内、渡辺翔太、酒居で完結でしょ。ま、ソラの扱いはたしかに難しいよ。ただ、なんとなく分かるんだなあ、ここでソラじゃないよなあ、みたいな空気。監督としては、ここを乗り越えないと選手としての次のステップがない、乗り越えてくれぇ...という気持ちで送り出すこともあるとは思うんだけど。それで落としている〈勝ちゲーム〉がけっこうあるんだよなあ。

で、もうひとつの石井采配。同点で迎えた9回裏のマウンドへ、松井裕樹ではなく安楽を送りました。
簡単に2アウトをとり、4番中川からの打順。ここからが前日の5回裏の濃い打順になります。で、やっぱり繰り返しちゃうんだなあ。中川を四球で歩かし、頓宮に内安打で2アウト1、2塁。
そして宗にも粘られ四球で満塁だ。こうなると負の連鎖、というか、あれは中嶋マジックだろう、セデーニョの代走に出ていた茶野に打順が回り、これがサヨナラタイムリーを打ってゲームセット。敵ながら出来すぎ。

松井を送っていたら結果は変わっていたか...、こればかりはわからない。9回を凌げても次の勝機があったかは怪しいね。
松井温存が吉だったと思うためには、今日のゲームで松井を使う展開にしなければならない。そうでないと昨日使わなかったことが悔やまれるだけ。で、仮にそうなったら、そこは監督の差と諦めるしかない。田中をローテどおりに使う。田中なら修正してくるはず....、信頼しているというか、ようするに田中任せ。

けつろん

これはもう、荘司の勝ち運の無さはいよいよ本物だということです。今シーズンはたぶん1勝どまりでしょう。あぁ、もったいねえ。