わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

荘司康誠が9度目の正直でプロ初勝利...

E6−1B

5回より6回

先発の荘司が5回表を投げ終わったとき、99球で3点リードでした。その裏、味方打線は1点追加して4点リードで6回表を迎えます。このとき、石井監督が選手の交代を告げに行ったので、てっきり荘司は勝利投手の権利を持って降板かと思いました。しかし、違いましたね。選手交代は田中カズキの守備交代だったみたい。荘司は6回表のマウンドにも立ちました。

さすがに5回で降板していたら、勝投手になっていたとしても、なんか不完全燃焼の印象は否めませんでした。やっぱり最低6回は投げておきたい。周りがお膳立てしたような初勝利よりも、先発投手としての役割をしっかり果たしての初勝利を見たかった。なので、6回のマウンドへ荘司を送ったベンチの判断はよかったと思いますw。

で、荘司もしっかりその期待に応えましたね。4番セデーニョから始まる打順でしたが、5番の頓宮を四球で歩かせたほかはゴロアウトと2三振で抑えます。堂々の初勝利でした。

完成度という点では早川がやや上という印象ですが、ポテンシャルの大きさでは荘司という感じがします。両者とも楽天のドラ1ピッチャーに多かったメンタル的な弱さが目立たないところに「モノが違う」感を感じます。いずれイーグルスを背負う左右のエースになるのは間違いないでしょう。

今江コーチ効果か?

昨日は攻撃も繋がっていました。好投手・宮城から5回までに6安打4得点と荘司の初勝利に向けてもり立てます。昨日のヒロインに荘司と一緒に立ったフランコの先制2ベースは良かった。この日、フランコは複数安打でした。まだ打球が上にあがる感じにはなっていませんが、ゴロからライナーへと少しずつ改善(打球が上向き)しているイメージはあります。更に、この日のお立ち台がキッカケになればいいですね。

楽天打線が集中しだすと、ベンチの今江コーチのうれしそうな表情がカメラに映し出されます。かつての低空飛行が嘘だったかのように攻撃陣の調子は上向きになってきています。

昨日、2回めのブログ更新にも書きましたが、今の打線好調が今江コーチの手腕だとしたら、今江コーチをもう少し見直す必要がありそうです。ベンチの明るい雰囲気にはだいぶ貢献している印象を持っていましたが、ただのモチベーターコーチではない可能性がありますねw。

怪物退治といこうぜぃ...

さぁ、今日のイーグルスの先発は岸。そしてバファローズは山下。岸39歳、山下21歳、なんと18歳の年の差です。

今季いきなり出現したバファローズが誇る怪物・山下ですが、今のイーグルス打線なら攻略できそうな予感もあります。