E5✗−4L
すんなり勝てたものを...
8回表の守りは、思いっきり「たられば」を炸裂させたいイニングになりました。
昨日も書いたように、渡辺翔太と松井裕樹を温存していたので、先発の則本は7回まで投げたらお役御免でよかった。3点リードで迎えた8回表は渡辺翔太、9回は松井裕樹の勝ちパターンです。
ところが、ノリの球数が7回までで100球を切っていたものだから、つい欲をかいてしまった。8回のマウンドへノリを送りますが、これが失敗でした。
四球とヒットで1アウト満塁とすると、けっきょく渡辺翔太にスイッチ。押し出しとタイムリーでたちまち同点に追いつかれるイニングになりました。
ノリの最後のイニングは決まってピンチを作ってリリーフへ渡すというパターンです。彼のマウンドはピシャリと締まらないんですw。だから“なんちゃってエース”のまま。あそこは7回で気持ちよく降板させるのがベストでしたが、そこの見極めが甘かった。
リリーフ陣のコマが不足しているというならわかります。しかし昨日は違った。
8回表はちょうど4巡目の上位から始まる打順でした。なぜ、リスクを犯してまでノリをマウンドへ送り出す必要があったのか。渡辺翔太、松井裕樹ですんなり終わるところを、最後は酒居まで引っ張り出すはめに...。
太田のスクイズ失敗は、バカの一つ覚えの「繰り返し」で相手に完全に読まれていたし、石井監督のヘボ采配は昨日も炸裂でしたな。もうどうしようもありません。
で、結局は村林に助けられ...
しかし、この欲をかいた采配のおかげで、延長10回裏、村林のタイムリーによるサヨナラ勝ちを見ることができました。結果オーライ、完全にミス采配のゲームでしたが、いつものように、選手(村林)のフォローに救われました。もしかして、これが石井マジックですか?...。