E4−5L
逆転し逆転され、最後にまた逆転、これが逆転サヨナラ勝ちになったのが一昨日のゲーム。
そして昨日のゲームも逆転し逆転される。しかし、最後の逆転がなかった....。惜しい。
一昨日のゲームで逆転されたのが絶対的クローザーの松井裕樹で、昨日のゲームで逆転されたのが絶対的セットアッパーになりつつあるルーキーの渡部翔太だった。
これが何を意味するのか。
一昨日の松井は連投だった。で、昨日の渡辺が3連投。
ま、これまでも普通にあった連投に見えるが、この2人の場合はその負担の大きさがちょっと普通ではない。渡辺翔太と松井を並べるのもどうかという感じはするが、渡辺翔太がルーキーであることを考慮すると、ほぼ同列にみてやっていいと思う。
とにかく期待されているものの大きさが違いすぎる。しかも、それが投げるたびに大きくなっていく、そんな感じ。これに応え続けることのしんどさは想像をはるかに超えるね。
チームがCS圏内に入ってきて、これからのゲームはすべてが「勝負の分かれ目」という重い一戦になっていく。
選手やファンの間には、〈多少の無理はしょうがない〉という感覚というか、空気が流れてきそうだが、こういうときこそ、監督にはクールに采配してほしい。そんなことを思いながら見ていた。
負けたからいうわけではない。
例えば、昨日の8回表は渡辺翔太ではなく、最初から鈴木ソラで、そして最後はソンという継投をするくらいの太っ腹な采配もあったのではないか。
少なくとも、昨日の8回に渡辺翔太を送ったときは、やっぱり送るよね...となぜか拍子抜けした感覚があった。仮にあそこで別のピッチャーを送っていたとしても、「おお、石井監督は連投を回避してきたな...」と比較的好意的(戦略的)に見ていたような気がしないでもない。なんとなくだけど...。
この大事な時期に何余裕こいてんだよ、などと言われるかもしれないが、そういう采配を含めて、ここからは第2戦で見せたような大胆なやりくりが必要になって来るような気がしている。
あとは、ファンとして、それを見守れるだけの石井監督に対する信頼があるかどうかなんだが...。
ははは、自信ないかなw。