わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

親がヘボだと子は育つ / 辰己ではなく辰見...

スポンサーの不満

石井監督のままならスポンサーをやめる、という地元企業が増えているとか。観客数が減っているからと、球団社長を入れ替えたばかりですが、こういった地元企業の声は、球団社長の入れ替え前のことなのか、入れ替え後のことなのか。

前だとすれば、とりあえず、球団は社長交代で対応した格好にはしたわけだ。後だとすれば、観客数の減少は球団社長の入れ替えなんかでどうにかなるものではない、観客離れの元凶は石井だ、石井をどうにかせい!...ということになる。

最初は後者だと思ったから、さすがにスポンサーは厳しいし、実態をよく見てる、そう思いましたが、果たしてどうなんでしょう。

スポンサーだけではなく、多くのファンが来シーズンこそは別の監督にお願いしたいと思っているような気がします。もっと言えば、オーナーごとそっくり入れ替えになることが一番の理想です。新生イーグルス。見てみたいなあ。

ただね。石井監督のヘボ采配をフォローすることで、各選手たちの力量がアップしているという面はあるかもなあ…、一昨日のゲームではそんなことを考えながら観戦していました。

例えば8回表の渡辺翔太、普通の采配ならまっさらなイニングから投げられるところを、いきなり1アウト満塁の修羅場に放り出されるとか...。なかなか経験できないマウンドに立たされました。結果は同点に追いつかれるという苦いものになりましたが、経験値としては相当大きい。
村林のサヨナラ打も自身〈初サヨナラ〉だったようですから、村林の「勝負強さ」のレベルはこれで間違いなくアップしたことでしょう。

これも石井采配のおかげと言えないこともない。親がダメだと子供は成長するという面はありそうですなw。

足のスペシャリスト

これも話題としてはちょっと古くなかったかもしれません。

23年の育成ドラ1の辰見鴻之介支配下登録されたという話題。22歳、内野手、背番号78です。

登録された日に、もうひとりの辰己がヒロインで「弟分」と紹介していたようですが、読みは同じでも、漢字が1字違います。ちなみに血縁関係はないようですw。

ファームでは65試合くらい出ていましたね。打率は.284は立派です。そして盗塁17、〈俊足が売り〉というだけあります。ダントツのトップでした。

ホークスの周東に代表される、〈足のスペシャリスト〉と呼ばれる選手が何人かいます。ロッテの和田康士朗とか、ファイターズの五十幡なんかもいますね。代走で出てくると嫌な選手たちです。

名前は忘れてしまいましたが、イーグルスにもかつてそこに特化した選手が存在しました。
しかし、陸上競技とは違って、野球で足を生かすには単に足が速ければいいってものでもない。当然、野球センスが求められるわけで、その選手は一軍で何度か使われましたが、結局活躍できずに消えてしまいました。

野球センスという意味では、個人的にオコエ瑠偉の走りに期待していました。が、残念ながら今はジャイアンツ戦士。イーグルスにもそろそろ新しい足のスペシャリトスが出てこないかなあとか思っていたところです。

今のイーグルスで代走といえばカズキですが、辰見のスピードもライブで一度見てみたいですね。代走要員で1軍へ呼ばれる可能性は残っていると思います。というか、それくらいの後半戦の展開にならないと面白くありません。