E5−9F
世代交代
早川で勝利し、荘司は8回の力投も勝ち運の無さが災いして報われず。
せめて田中で勝ち越しを狙いたいところでしたが、その田中が、今ではあまり驚かなくなった大炎上でゲームを壊してしまいました。カード勝ち越しならず。というより、連敗....。
早川、荘司の未来の左右両エースの出来からすると、かつての大エース田中将大の昨日の出来はあまりにも好対照でした。
やってはいけない、でも止められない…
初回、小深田のソロホームランで先制したかと思ったら、2回表にはすぐに勝ち越され、4回、炭谷の犠牲フライで同点に追いつくと5回表には6失点の大炎上。
得点した裏の失点は、先発ピッチャーがゲームを作る上で絶対やってはいけないこと。分かっていても止められない、これはもう〈力負け〉と言っていい状況かと思いますね。
特に5回表、伏見から始まる打順でしたが、伏見、浅間と連続安打、加藤を打ち取るも、次の松本、清宮、万波、マルティネスと4連打、今シーズンの田中は打たれだすと止まらなくなる傾向があります。
日ハムは比較的得意なチームのようにも見えましたが、このゲームで完全に立場は逆転してしまいました。オリックスに加えて日ハムも田中の天敵チームに認定です。田中は相性の良し悪しが出やすいタイプのように見えます。天敵チームは増えることは合っても減ることはないでしょう。
中嶋監督にやられたか?
いまさらですが、オールスターに出ている場合ではなかったかもしれません。なにか勢いのない、疲れ果てたマウンドのように見えたのは連打されたことだけが原因とも思えません。実際、疲れが溜まっているのでしょう。
オールスターはオリックスの中嶋監督の推薦でしたが、これは「やられた」かもしれません。
塩見を試すとき
田中が使えないとなると、ここは同い年の塩見を試したいね。ファームでは12試合くらい投げていて、防御率も2点台、今の田中よりは戦力になりそうです。背番号も17のまま変えていません。もう一花咲かせるつもりでいるのは球団も同じと見ていますw。永井新コーチには石井さんにぜひ進言してみてほしい。