わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

館山昌平の解説から




7月27日に田中が先発したゲーム。田中の乱調により、5−9のスコアで敗戦でしたが、このときの田中のピッチングについて、『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平さんがコメントしてましたのでメモしておきます。

ストレートが走ってない

色々な球種を使って抑えようとしている印象はあるんですけど、ちょっとストレートが走ってないなと感じましたね。

ストレートの球速は140キロ台の後半が出ていて、ホークスの和田やイーグルスの岸よりも球速自体は速いことになっています。ところがいつも感じるのは、見た感覚的に和田や岸のストレートの方が田中よりも速いということです。

これを「ボールの切れ」みたいな言い方で私は捉えていますが、和田や岸のボールにはその切れを感じる。

ストレート自体の質の問題なのか、緩急による錯覚の問題なのかはわかりませんが、バッターもこれと同じように感じているということか…。

ストレートに見える球を多投しすぎ

いろいろな球種を使って制球はできていたんですけど、やっぱり基本となるストレートが走ってこそ変化球が活きてくる。ツーシームカットボールなどは良いボールなんですが、“ストレートに見える球”を多投しすぎているのかなと思いますね。

「ストレートに見える球を多投しすぎている」とはどういう意味でしょう。変化球だけどストレートに見えるということでしょうか。つまり、変化球もストレートの感覚で打たれている...みたいな。

変化球自体はいいボールだけど、ストレートとの違いが小さいので効果が薄いということを言いたいのか。

制球力が良いだけに、際どいコースに投げたボールが見極められてしまっていた

田中投手は制球力が良いだけに、際どいコースに投げた球を全部見極められてしまっていた。この試合の投球は苦しかったですね。

「制球力が良いだけに、際どいコースに投げた球を全部見極められてしまっていた。」の意味が不明。制球力が良いと何故際どいボールを見極められてしまうのか....。

バッターに配球を読まれている、ということを言いたいのか。例えば、配球を読んでも、そのとおり投げられる制球力がないと意味がないところ、田中ならそのとおり投げてくるから見極められる、そういう意味かw。