わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

田中将大はこのスタイルで行くのか...

F2−3E

田中将大の前回からの修正に注目

先発の田中将大、前回登板は自己ワースト9失点で大炎上というマウンドでした。で、昨日は中6日空けての登板、投球フォームの入り方が少し変わったかな、というのはありましたが、球威自体は特に変わらず、コースと配球、緩急の投球術を駆使したピッチングはいつもどおりに見えました。

7回85球9安打1四球2失点という内容は、打たせて取れたという感じもありますが、結構打たれた感じもあり、紙一重のところでタイムリーを免れたというシーンもいくつかありました。あれも「投球術」といえば聴こえはいいのですが、やはり相手チームとの相性のようなものの存在は感じます。オリックスとの相性は最悪、日ハムとは好相性ということでしょうw。

ただどうなんでしょう。岸やホークスの和田といったところと違って、ボールの切れのようなものは見ていてあまり感じません。制球の良さと変化球の配球でやりくりしている印象が強い。今の田中のイメージと重なるのが、ジャイアンツの菅野ですね。投球術があるレベルを超えるとあんなイメージになるのでしょうか。

全盛期が過ぎた印象はもともとありましたが、ギャップの大きさをより感じるのは、配球の中に球威(切れ)のあるストレートの数が極端に少ないことが一因だと感じます。これがシン田中将大のスタイルということだと、この先も、やはり投げてみないとわからない。その日の相性如何...。かつてのような、「田中だから大丈夫」という感じにはなりそうもありませんね。相手チームがどこか、田中を入れたローテ編成には重要な要素になりそうです。

安打数では日ハムに負けていた

安打数はイーグルスの9に対し、日ハムが11。スコアとは逆の結果となりました。まだ、イーグルスの攻撃の好循環は続いている印象です。

若手がチャンスメイクして主軸がポイントにするパターン、主軸がチャンスメイクして若手がポイントにするパターン、若手がチャンスメイクして若手がポイントにするパターン、これらがいい感じで交互に出ているのが今のイーグルスです。

こっちがだめでもあっちがあるさ....という感じ。これで6連勝。先発がゲームを壊さなければ、今のイーグルスは勝てる雰囲気があります。

で、今日の先発が荘司くん。「勝てない壁」は前回壊しました。今日は生まれ変わったシン荘司で7連勝といきたいね。